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Channel: 電動バイク・EVスクーターユーザーブログ
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気になるツバメ・イータイム「yuppe」の出足

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こんにちは。愛機「EM100」の動力性能に慣れ、久々に「サンボーイ」に乗ったら”おっせー”ので驚いたストロベリンです(笑)

 

でも、この遅さもなんだか愛らしい一台。車重は圧倒的に軽いですし、静かなのは「EM100」以上で、このバイクはこれでアリです。トップスピードは「EM100」ともわずか10km/hしか違わないのに、”おっせー”と思わせるのは初期加速力の違い。これだけです。

 

トップスピード33km/hの「EM100」のエコモードでも、ゼロスタートでは「サンボーイ」以上の加速をします。「EM100」のエコモードはここでストレスを感じさせないので、トップがこれだけ遅くてもあまり気になりません。気になるとしたら、右折する際に割って入らなければならない車線変更ぐらいで、そのときはブーストボタンの出番。

 

というわけで、初期加速力は電動バイク選びのポイントとして、満足度に非常に大きく影響すると思います。比較的新機種のツバメ・イータイム「yuppe(ユッペ)」は、ここが気になっています。原付一種であるこのバイクのトップスピードは45km/hで、けしてスピードを求める機種ではありません。でも、電圧が通常48Vのところ60Vあり、もっと速くてもおかしくないはずなのです。

 

ツバメ・イータイム「yuppe(ユッペ)」

 

トップスピードの高い電動バイクは総じて電圧が高いです。”速い電動バイク”と言えば、スクーテック「SZ552RR」ですが、これは満充電時の電圧が70V近くありました(試乗したのがテスト機なのでリアルタイムの電圧計装着)。出足はエンジンバイク以上で、トップスピード70km/hオーバーをたたき出すには、そのくらいの電圧が必要なのでしょう。ちなみに愛機の「EM100」は48Vです。

 

ですので、電圧60Vもある「yuppe」のトップスピードが「EM100」をいくらか下回る45km/hというのが、普通に考えると分かりません。おそらくそのパワーを、他社と異なるコントローラー配分でトルクに振っているのではないかと予想しています。もしかしたら出足は愛機「EM100」より圧倒的に良いかもしれず、登坂能力も高い可能性があります。

 

 

 

上はローカル情報番組で紹介された時の映像です。後半でそこそこ体重のありそうな男性リポーターさんが「ユッペ」に試乗しているので、そのスタートを気にして見てください。ちょんちょんと足を付いていますが、出足が想像以上に良かったのか、リポーターさんがおっかなびっくりでアクセルを戻しているのが分かります。フル加速はどんな感じでしょうね。

 

地方では起伏の激しいエリアが多いはずで、ツバメ・イータイムは山口県のメーカーですから、地元の人たちが使いやすい仕様を目指したのかもしれません。出足の良さと言えば「ビジネステコ」もありますが、それに匹敵するか、上回るなんてことがあれば、先日書きました東京・赤坂の「三分坂も難なく上ってくれるでしょう。

 

そんな電動バイクが16万円弱(充電器込)ですから、これはやはり一度は試乗してみたいですよね。一部ではカーコンビニ倶楽部での販売が始まっている(?)ようなも聞こえます。まだまだ全店ではないと思いますし、在庫を持っての販売には至っていないのかもしれませんが、もしどこかで試乗できそうなら試してみます!

 

 


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