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遠くからの思いがけないお客様
こんにちは。先日は意外なお客様とお会いしたストロベリンです。
「ブロガーさんと直接お会いするのは初めてで。。。(笑)」と話す物腰柔らかなジェントルマンは、ハンドルネーム“みろく”さん。いえいえ無いとは言いませんが、私とてけして多くはありません。メーカーの皆さんとお会いできたときなど、パイオニアたちの心意気の嬉しさにすっかり舞い上がって、強くもない酒席で自分がのまれてよく分からないことになっています(苦笑)
“みろく”さんは山口県からお越しくださったお客様でした。そう、先日ご紹介した新たなる電動バイク「yuppe(ユッペ)」のメーカー、ツバメ・イータイム社の方なのです。実は「yuppe」について書いた際、公式サイトのちょっとした曖昧な記載を指摘していたところ、すぐに内容を修正した旨のメッセージいただき、合わせて私もブログ記事を修正したことがありました。
こちらからメーカーへメールを送ったわけではありませんが、発売開始からかなりの時間差でアップされた個人ブログの指摘にいち早く反応する情報収集能力、さらにそれを即座に修正する機敏さに舌を巻きました。なかなか出来ることではありません。
そのメッセージをいただいた際、近日上京の予定があるのでお会いできませんか、とのお話がありました。その日の私の仕事場だった渋谷までいらして下さるとのことで、それならばとお越し願ったわけです。前述の通り、パイオニアは私の大好物です(笑)
例の「カーコンビニ倶楽部」さんでの全国販売に向けた打ち合わせで上京したという”みろく”さんは、ツバメ・イータイム社の社外プレゼン資料と、同社が取り扱う電動バイクのカタログをご用意くださっていました。そこには新型車「yuppe」のほかに、業務提携を発表したテラモーターズ開発の「A4000i」と「BIZMOⅡ」もあります。
「設立二年の会社なので」と謙遜されつつ、山口では歴史あるエネルギー関連のグループ企業が母体の成長企業。メディアでご紹介されている通り、「岩国から世界へ」をスローガンに、同グループとして新たに海外発信の電動バイク事業を開始するために興されたベンチャーメーカーが、ツバメ・イータイムなのです。目指すのは海外市場。
お茶をしながらの軽いお話しでしたが、興味深い話題も沢山あり、もっとゆっくりできる時にお話しできればと思いました。ユーザーとして好奇心を掻き立てられるお話のほか、「ええ?」という衝撃的なお話もしてくださっていたのですが、ご迷惑をおかけするのは本意ではありませんので、内容は精査します。しばらくお待ちください(苦笑)
「今年に入ってから話が急拡大していて、私達も追いつくのが大変なんですよ」と、“みろく”さんも苦笑いしていらっしゃいました。お話を伺う限りは納得です。とはいえ、器に盛った沢山の豪華料理を皆さんに食べてもらえるかどうかは、今後の展開にかかってきますので、ぜひとも成功に導いていただきたいと思います。
それにしても、中国地方から九州にかけての電動バイク業界はとても元気に見えますね。海外で生産し、国内で組み立てを行うツバメ・イータイムさんの月産可能台数は、私の想像を遥かに越えていました。それがベンチャーですか?というレベル。その勢いで国内の電動バイクユーザーも増えてくれたらいいなと、願ってやみませんでした。
とまれ、わざわざお越しいただきました“みろく”さんに、まずは御礼申し上げます。
私ごときのために足をお運びくださり、貴重なお話をありがとうございました m(_ _)m
新たに蘇る「A4000i」と「BIZMOⅡ」
こんにちは。寂寥感さえ漂う電動バイク業界に、いよいよ強い風が吹いてくるのではないかと、期待に胸がふくらむストロベリンです。
先日お伝えしたツバメ・イータイムさんからのお話で、興味深かったものをかいつまんでご紹介しようと思います。業界的には知られた話なのかもしれませんが、素人の私は知りませんでした。そんなことになっていたのか、と驚いた次第です。
もっとも興味深かった話は、妙に静かになってしまったテラモーターズさんの動きと、同社が鳴り物入りで発表していた「A4000i」と「BIZMOⅡ」の今後についてでした。一昨年末、ようやく販売が開始されたものの、ポテンシャルは高そうなのに、まったく噂を耳にしない両機種。この二機種に、これから大きな動きがありそうなのです。
先進的なデザインに注目度が高かった原付二種の「A4000i」と、究極のビジネス電動バイクとして販売を開始した「BIZMOⅡ」。販売前はそれぞれに大きな期待が寄せられていたのですが、販売後は謳い文句ほどの高い評価を得られず、共通した声の多くは「仕上がっていない」との感想でした。販売開始も粛々と、という感じで、派手な展開もなかったと思います。
その後はテラモーターズ社も押し黙っていましたし、良くも悪くもユーザーの声が聞こえてこず、実機を見ることはあまりありません(私は2回ほど見ました)。やんや言われつつも、電動バイクのシェアでナンバーワンを誇ったテラ社。その企業さえも、市場が冷え切っている国内販売を見限ってしまったのかしらと、残念に思っていたのです。
ところが、これらの機種の国内販売の主体が、今後はテラモーターズからツバメ・イータイムに代わるとのこと。製造もツバメ・イータイムで行い、販売やメンテ網はこれから展開される「カーコンビニ倶楽部」さんを含めて、同社の販売代理を実施する全国のお店に広がります。よって、今後はメーカー名も「yuppe」同様、ツバメ・イータイム名義になるのです。
テラモーターズの徳重代表は山口県出身で、今後は新会社「テラドローン」に注力するので、海外は一緒に、国内での電動バイク展開は山口県岩国市を拠点に海外市場を目指すツバメ社が統括する、という業務提携を結んでいたわけです。さらに、これからツバメ社によるマイナーチェンジがこの2機種に予定されています。中でも大きいのは、ツバメ・イータイムと某大学とが共同開発した新コントローラーへの差し替え。
コントローラーを差し替えるといっても、まだどんなバイクに変化するのかは分かりません。しかし、コントローラー次第でバイクの性格が大きく変わるのは事実で、足りていない部分を自覚する新メーカーが中身に手を加えるなら、大きく改善してくるのは間違いないと思います。
ポテンシャル自体の高さは誰しもが認めるところだったのに、どこかちぐはぐした印象を持たれた両機。もっと動力性能は上がるはず、乗り心地はもっと快適にできるはず。販売後の両機には未完成なプロトタイプを見るような声が寄せられていた気がします。
それが遂に、乗り心地を大きく左右する新コントローラーに差し替わるとのことで、私も色めきだってしまいました。車体の大きさ的には我が家に保管できないものの、特に「BIZMOⅡ」のパワースペックは原付二種にしてもいいくらいのもの。市街地での実測でも100kmを越える航続距離も魅力ですし、72V/44Ahのバッテリーならトルクも十分出せるでしょう。
未来的デザインの「A4000i」は、価格や外観のわりに性能上特筆できるものがないという点がネックでしたし、デザインありきからくる車体バランスの悪さを指摘されていました。そのあたりにも改善の手が伸びるに違いありません。価格的に高額な2機種ですから、これらがテラモーターズから、ツバメ・イータイムのフラッグシップとして蘇るかどうか。
すごいですね~。ワクワクします。もっと高い評価を得られたはずのEVスクーターだった両機ですから、これからどう変わるのか注目したいと思います。それにしても、突然大きなことを始める長州勢はヤバイですね(笑) ウチのエレベーターももう一回り大きければなあ。。。
さて次回は、「yuppe(ユッペ)」の新機種についてお送りします。
「yuppe(ユッペ)」リチウム版、今秋登場予定
こんにちは。早くも梅雨入りとのことで、光陰矢のごとしにゲンナリしているストロベリンです。
このあいだ年が明けたばっかりじゃなかったっけ。。。若者よ大いに遊びたまえ学びたまえ。それらの時間がすべて「仕事したまえ」に変わるのは、あっという間ですから。。。
さて引き続きツバメ・イータイムさんからいただいた新情報をお伝えします。先日の続き。
山口県岩国市を拠点に世界進出を目指して創業した新興電動バイクメーカー、ツバメ・イータイムの新型機種「yuppe(ユッペ)」は、日本で販売されている電動バイクの中では、発表されたばかりの折り畳み式UPQ「me01」に次いで新しい機種でしょう。私も最近知ったばかりで、試乗はしていません。というより、東京ではまだ販売が開始されていません。
昨年地元から販売をスタートさせ、山口県を中心に広島県まで販路を伸ばしたあたりで、同社のビジネス展開が急拡大することになりました。昨日ご紹介した通り、「A4000i」と「BIZMOⅡ」を開発したテラモーターズとの業務提携、さらにカーメンテチェーン大手「カーコンビニ倶楽部」との販売提携の話が進み、今年に入ってから一気に車種と販路が広がったのです。
もともと海外市場での販路拡大を目指しているだけに、堂々ジャパンブランドを掲げるためにも、販売台数や販路で日本で一番になる、との強い思いが同社にはあるはず。それに向けた動きとしては、とても心強い味方が付いてくれたと思います。
全国に1000店舗以上ある「カーコンビニ倶楽部」での販売は遠からず開始されるようで、商圏が重なる可能性があるため全店舗ではなく、おそらく300店舗ぐらいでの販売になるとのこと。少なくとも東京では販売されるはずですので、その日を楽しみに待ちたいと思います。
定格出力600W、鉛バッテリー搭載で約15万円の低価格
LEDヘッドライトは緊急時90時間の連続点灯可能
そこで「yuppe(ユッペ)」です。現状では着脱できない鉛バッテリー搭載車ですが、60V/20Ahを積み、航続距離は市街地実測で35~45km走るとされています。「ストロベリンさんのこだわる着脱式は、岩国あたりの地方ではあまり気にされないんですよ」と”みろく”さん。「バイクはその辺の納屋に入れておけばいいんで(笑)」。くぅ~、贅沢ですな地方民!
「でも、広島周辺のちょっとした都市部に入ってしまうと、鉛バッテリーは受け入れられないんです。置き場がないし、充電ができない」。そうでしょうそうでしょう。都市部に多い集合住宅民なんて、ホントに困っています。仮に駐輪場があったとしても、そこに専有コンセントなどありません。
そこで「yuppe」にも、着脱式リチウム版が早々に検討されました。販路を広げるならその流れは必然。公式サイトでは5月以後の発売が告知されていましたが、いよいよ今秋にも「yuppe」リチウム版が登場することになったとお聞きしました。
リチウム版の車重は現在のバッテリー込の90kgより軽くなるでしょうし、電気容量は20Ahより多くなるかもしれません。もしそうなれば、航続距離や最速スピードがアップする可能性も。航続距離が実測で50km以上まで伸びたら、地方と都市部とを両方カバーして余りあります。
あ。。。でも女性やシニアのことを考えると、バッテリーの重さは10kg未満(15Ahのサンボーイは7kg)が望ましいので、あまり容量を欲張らない方がいいかもしれませんね。それより軽量化や低価格化の方が市場では有利に働く気がします。
ついついモアパワーを考えてしまうのは男性の発想で、いかんですな(苦笑) でも、都市部ではダッシュ力だけはあった方が便利。信号待ちでは常に後ろにクルマがいますからね。
まあ、何しろ私が現車に乗っていないので、動力性能についてはなんとも言えないところです。早く東京に来てほしいですね~。現車がどんな感じなのか、または新情報をいただきましたらお伝えします。
ところで、飛び出しフットレストの位置を見ると、この車体は二人乗りを前提にしているかのよう。元がアジア向けだからかしらん。それとも原付二種版を折込済み?
フル電動自転車の根強いニーズ
こんにちは。原付バイクの法的規制を変えたら、産業面でもいろいろ良い事があるのになと思うストロベリンです。
フランスを代表するモペットメーカー・ソレックスの電動版「e-solex」の日本公式サイトが、いつの間にかなくなっているのを、”定格出力500W”の吉岡さんから教えてもらいました。自転車チックで、昔ながらのモペットデザインをあえて踏襲している電動バイクです。ただ、バイクとしては使い勝手も少々中途半端で、あまり人気がなかったのかもしれません。
しかし、その話とはうらはらの結果が、当ブログへの訪問検索ワードのランキングから見てとれます。フル電動自転車というワードがいつも並んでいるのです。
撤退した? ソレックス「e-solex」
原付バイクとして販売された「e-solex」のような電動モペットではなく、自転車としての走行を許可されている中国から、そのまま輸入されているフル電動自転車というものがあります。以前、それに伴うリスクについての記事を書いたことがありました。
そのページは意外にも、毎日一定数の検索がなされ、累計ではかなり読まれているようです。1年半前の記事なのに、いまだにアクセスページランキングの5位ぐらいに入ってきます。結構脅しているページなんですけれどね(苦笑)
この結果から見ると、フル電動自転車には一定のニーズがあるように思われます。ペダルをこがないで走る自転車は便利そう。その気持ちは分かります。こがずに走れる自転車の方がアシスト自転車より楽ちん。それもとてもとても、よく分かります。
でも、そういう人はできれば原付バイクに乗ってほしい(苦笑)
中国輸入物のフル電動自転車には商品説明欄に必ず「公道は走れません」と書いてあるはず。中国では電動モペットは自転車扱いなのですが、日本では9km/h以上で自走可能な機種(自走している、ではなく、自走可能機種)は全てがバイク扱いです。
モーターを使おうと使うまいと、アクセルのあるものは自転車として走るのは許されておりません。それらは日本では”オートバイ”として扱われます。
中国なら許される光景
前回の記事の繰り返しになるので書きませんが、違法性をことさら詰め寄るつもりはなく、今の日本でこれに乗るのは事故の際の経済的リスクが大きすぎる、という話を記事では指摘しました。違法の上に無保険の”バイク”が歩道で人身事故を起こそうものなら、もう、ね。。。
面白そうだし便利そうなので、私も一定要件(たとえば20km/h未満など)を満たせば自転車として許可してもいいと思っている一人です。実際、海外では自転車扱いの電動乗り物は多数あり、軽く、折りたためるコミューターも多く販売されています。でも、日本ではまだ許可されておらず、今になってようやく「セグウェイ」が公道で実証実験中というレベル。
日本においても遅かれ早かれ、低速の電動乗り物には解禁の日が来るでしょう。ただ、いつになるかは分かりません。ですから、それまでは中国製フル電動自転車に乗ろうという危険な考えは諦めて、正規の電動バイク、EVスクーターにお乗りいただきたいと思うのです。
想像してもらったように、こがずとも静かに走るEVスクーターは間違いなく楽しくて、便利な乗り物です。足の延ばし具合や便利さで言ったら自転車以上。とりあえずそちらを体感してもらって、想像通りかどうかを試してくれたらいいなと思っています。絶対に想像を越えるはずですよ!
都市と地方の距離感の違い
こんにちは。坊主頭の中2の二学期から結婚するまでは横浜市民だったストロベリンです。そのほかは都民の人生を送っております。
そんな生まれも育ちもシチーボーイな私と、静岡県掛川市菊川に住む従兄弟とでは、距離に関する感じ方、考え方が異なります。先日の山口からいらした”みろく”さん(ご実家は東京)との岩国ユーザーのお話しでも感じましたし、普段コメントを寄せてくださる兵庫の「MINICAB i-MiEV」乗り、”軽貨物”さんとのやりとりでも感じます。
ちょっとそこまで、の距離感の違い。今の電動バイクを含めたEV全般の航続距離は、都市では必要十分でも、地方や郊外では、まだ少し足りないと思われているかもしれません。
シャレオツな六本木ヒルズ
例えば、48V/15Ahしか容量のない「サンボーイ」は、控えめに走ると25kmぐらいの距離を市街地で走ります。私からすると、この25kmは結構な距離。何しろ、オサレ人が集まる六本木ヒルズから、横浜の陸の孤島と言われた我が母校、神奈川県立川和高校までは23.6km(Google MAP調べ)です。それを考えると、25kmはとてつもない距離に思えます。
だって、「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロビション」のある六本木ヒルズから、カレーパンとチェリオぐらいしか買い食いするものがなかった川和町商店街までの距離が、青山通りをひたすら厚木方面に走って走って23.6kmなのです。飲食店といったら中華「一番」が一軒あるぐらいのエリア。そのとんでもなく遠い距離を一充電で行ける「サンボーイ」は、なんてすごいのだろうと思わざるをえません(苦笑)
いつまでも純朴なイメージの川和高校 正門
かように東京を発想の基点にすると25kmはとても遠く感じるわけですが、別の地域に住む人からは、25kmなどすぐ近くに感じるのだそう。「家からガソリンスタンドに行って、戻ってくるぐらいの距離」。なるほどそうですか~。。。
まあ、そんな地域だからこそ、ガソリンを使わないで動く電動スクーターがあったら便利という話もあります。とはいえ、目的地までの距離がいちいち遠いので、航続距離がもっと欲しいということになるのでしょう。その都度電欠不安を抱えて走るのはストレスですからね。
なんてことをいろいろ考え合わせると、着脱式とプラグイン式オンリーのタイプは、一つの機種に両方あっていいのかもしれません。価格を安くするために、遠くまで走れるけれど着脱できない鉛バッテリータイプと、遠くにはいけないけれど着脱できるリチウムバッテリーの2タイプ。地域や環境によって都合の良い方を選べるというような。
バイクはその辺の納屋に入れておけばいい、なんて贅沢(?)がまかり通る土地柄では、そもそも着脱式は意味がありません。全体価格が安いなら鉛バッテリータイプを選ぶでしょうし、交換費用も安くすみます。一概に、鉛バッテリーは古いからと、切り捨てられないメリットもあるということなのですね。
マンション住まいには死活問題の着脱タイプも、駐車場持ちにはなんのこっちゃです。そんなことより、値段据え置きで、もっと遠くまで走れるようにして、という声があるのも分かります。。。
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サンボーイと日がな一日
こんにちは。奥さまが古い友人と、本当は千葉なのに東京を名乗る外国のネズミ王国の海に一泊二日でお出掛けしたので、家で独身生活を満喫しているストロベリンです。
個人的には行列するテーマパークがあまり得意ではありません。並ばされている間に勝手な妄想が膨らみすぎ、本物より断然”脳内ランド”の方が凄いことになるからです。やっとのことで入れても「このショボさはなんですと!」となってしまい、結果楽しめないという損な性格。そんな私のお気に入りは「魅惑のチキルーム」です。
(C)Disney
とはいえ、アレしようこれしようと思っているうち、何もせぬまま終わるという最悪のパターンで土曜日が過ぎ、日曜日の朝を迎えております。ダメおやじの典型です。久しぶりの自由を満喫できる休日に、ステテコでビール片手にテレビで野球観戦して終わるという昭和のアレ。
本当なら、夜はドラマ版の『孤独のグルメ』に出てきた門前仲町の焼き鳥屋さん「庄助」に行ったり、サウナに行ってタイ古式マッサージをしてもらったり、ダーツバーで練習したりなど、盛りだくさんな休日の夜を過ごしたかったのですが、迷っているうちに眠くなって何もしていません。
でも朝パンは買いました
それでも昼間は「サンボーイ」のタイヤに空気を入れて(やはり僅かに減っていました)、好天の中であちこち走れたから、まあ良しとします。ただ、サンボーイのトリップメーターがだんまりなので何キロ走っているのかが分からず、あっち行ってこっち行ってといった距離が分からない動きをすると、家から離れることにちょっと抵抗を感じるんですよね。。。
ピッタリ200に
と言っても、こんな日は半径5キロ以内しか行動しないのですけどね。そういえば、一瞬だけ下り坂で42km/hをマークした時にスピードメーターが復活しました。普段は40km/hどまりなだから、自慢したかったのかしら(笑)
さて、ベランダで育てているイチゴを小雀どもがちゅんちゅん騒ぎながら何やら狙っているようですし、ひとっ風呂浴びて水遣りやら掃除でもしますか。今日はちゃんとしよ。
低速で走る電動二輪車の必要性
こんにちは。仕事しながらでしたが、昨日は家のこともいくつかこなしたストロベリンです。
晴れときどき曇りだった昨日は、水やりをしながらベランダに植えられた食べ物類を一部撮影してみました。ベランダ園芸でも野菜類が収穫できるのかどうか、ちょっとだけ楽しみ。
さて、昨日は試しに”すごくゆっくり”と「サンボーイ」を走らせてみました。だんまりのスピードメーターですが、アクセルをオフにするとなぜか動きだすので、超低速走行を試みたのです。歩道を走れる電動乗物があるとして、どこまでのスピードなら危険を感じないか。
低速走行チャレンジに使用した「サンボーイ」
9km/hまでは「サンボーイ」だとややふらつくスピードなので、二輪では無理だと思います。そこから15km/hまでは普通の自転車走行。20km/hで急ぎ足の自転車という感じ。25km/hだと咄嗟には停止できないので、やや危険でしょうか。
公園の周りにある、あまりクルマの来ない広い一方通行路で試していると、15km/hはジョギングのランナーと同じくらい(笑) そんなスピード感です。20km/hまでなら特に問題はないように感じます。
乗り物単体で考えるとなかなか判断が難しいと思いますが、自転車やアシスト自転車で歩道を走るのを許している現状から逆算するなら、目くじらを立てるものでもない気がしました。法律の改正が必要なものの、自転車扱いの電動二輪車があったら便利だと思う人は多くあるでしょう。
フル電動自転車を求める人たちのニーズは足腰が弱った人のみならず、足はしっかりしているものの、心肺機能が衰えた高齢者などにもあるだろうと思います。自転車でもそれなりに息が上がりますし、その人たちに車重80kgを越える”原付バイク”に乗れといっても、できないかもしれません。
シニアカーがありますから急務とは言わないまでも、軽くて低速の電動二輪車は高齢化社会にとっては必要とされる乗り物である気がしました。
東京にEV専門ショップ兼ショールームを
こんにちは。東京にもまた新たな電動バイクやEVの専門ショップができないかと期待しているストロベリンです。
2020年の東京オリンピックを目前に控えている中、世界に先駆けて乗り物のEV化は必須です。今後首相が安倍さんでなくなっても、お役所としてこれは進める方向性のはず。このまま手をこまねいているわけがない、と個人的には思っています。
であるならば、首都東京にバイクや自動車のEV専門ショールーム、ショーケースがないなんて事態はおかしいですよね。秋田にないとか、静岡にないというならまだ分かります。いや静岡には在ってもよさそうなものですが、それはさておき、あろうことか日本の首都・東京にそれが一軒もないのは、これはもう、ビーグル大国の沽券に関わるではないかのかと思うわけで。
世界から、「温室効果ガスを26%削減するんじゃなかったの? こんなにエンジンの付いた自動車やエンジンの付いたバイクが道路を走っているのはなぜですか?」と、厚切りジェイソンでなくともWhy Japanese!的なツッコミが入りそうです。中国があれだけ電動化しているので、日本ができないはずがないのに、なぜ東京さえしていないのかという。
そこでショールームです。自動車とバイクと、超小型車とミニカーなど、日本が世界に誇れるEVやらPHEVが全部そこにあるようなショールームで、オシャレなカフェレストランや屋内試乗施設があって、週末は有機野菜のグリーンマーケット開催必須。もちろん販売促進として、購入希望者には最寄のショップを紹介したりするのです。
このくらいのものを国家を挙げて東京に作ってもいいと思うのです。日本はファーストペングィンを作ったり、支えようとしない国になってしまったのでしょうか。補助金つけるだけがEVへの移行促進手段ではありませんよね。
でも、もし作るなら、表参道と銀座と、あと、どうかウチの近所にお願いします(笑)
遂に原付二種の電動バイクに乗り換えか?
こんにちは。バイクで通勤できる日に限って雨予報になるのが苦々しいストロベリンです。降りそうで降らないのがまたシャクに触るというもので。。。
さて、わが愛機の「サンボーイ」の良さは、50kgの軽さと160センチ台の小ささです。出足の鈍さを除けばパワーだってほどほどあり、20km/hからトップスピードまでは良い感じの加速をします。レトロフューチャーなデザインも私は気に入っていて、自慢ポイントの一つ。
などと思っている私の前に、原付二種版の「EM100」の試乗用を兼ねた展示車が、お値うち価格で手に入るというお話がやってきました。原付クラスのEVスクーターでは機能てんこ盛りの最高級ラグジュアリーマシン。「サンボーイ」のシンプル・イズ・ベストなコンセプトから考えると、らくらくホンとiPhoneぐらい差があります。
でも、具体的に乗り換えることを考えていたら、なんだか急に「サンボーイ」を手放すのが惜しくなったのも事実。なぜなら、これはこれで間違いなく良いバイクだからです。今はまだ日本で評価されないとしても、キムコ初の電動バイクのポジションに相応しい名機だと私は思っています。メーター以外は(苦笑)
シンプルの極み
ザッツ・ラグジュアリーなEVスクーター
「EM100」のバッテリー1個の航続距離は諸元では49km。”実測値6割の法則”に従うと約30kmになります。これだけだと25kmの「サンボーイ」と大差ありません。しかし、この「EM100」にはバッテリーが2個搭載可能なので、倍の60kmというと、東京駅から湘南の茅ヶ崎駅まで行けてしまうのです。一人乗りならパワーをセーブすることなく、普通に走って。
航続距離がこれだけあって、さらに積載可能重量は150kg。全長は170センチ台ですから、私の求める183センチ以内という大きさもクリアします。原付二種への乗り換えなら真っ先に選択してもおかしくない機種であり、充電器内蔵、オートクルーズ機能、回生ブレーキ、リバース機能、オートスタンドと、これでもかというほどの多機能。
試乗したときも、低速での安定性が非常に高く感じられ、「サンボーイ」同様、台湾製バイクというクオリティーの安心感もあります。さらに耐水性が高く、「サンボーイ」の実績からしてもメンテナンスフリーは間違いないでしょう。
ただ、私にとって懸念だったのは、Wバッテリーにしたときに50万円近くなる価格と、中間加速力のなさ、恐らく安全対策だろうと思われる、アクセルをONにした瞬間のコンマ数秒の無反応でした。目を瞑れるレベルと言えなくはないものの、首都高速まで走れるホンダ「PCX150」の価格を10万円以上越えるわけで、庶民が躊躇するには十分な理由といえましょう。
EVでないという以外、あらゆる点で勝るスクーター
とはいえ通勤用なら「サンボーイ」で十分でも、”いざというとき”の一台となると「サンボーイ」は役不足。愛機の最大積載重量は80kgしかないので、私と、私の鞄がいっぱいいっぱいなのです。乗務員以外の重いものや人を運ぶといった用途には向いておらず、緊急時に家族を迎えに行けて帰宅できる乗り物、という使命はさすがに果たせません。
そこに、にわかに浮上した「EM100」のお話。以前躊躇した清水の舞台が、性能はそのままにだいぶ下におりてきてくれました。う~ん、どうしたもんじゃろうのう。。。
モペットの意味とは
こんにちは。いろいろ重なる時は重なるもので、少し憂鬱な日々を過ごしているストロベリンです。
さてタイトルの件、本来の「moped(モペッド)」は、海外では”小排気量のバイク”の総称で使われている呼び名で、元々は”モーター”と”ペダル”を合わせたコトバだったようですが、今はペダルのあるなしは関係なく使われています。対して”モペット”は日本の造語で、ペダル付の原付バイクをだけ指す俗称です。
当初は、あるメーカーが「この方が呼び名としてかわいい」という理由で、”モペット”を自社の機種のキャッチコピー的に使い始めたのが由来、と何かで読んだ気がします。「モーター付きのペット」といったイメージだったのでしょう。
モペットの有名どころでは「TOMOS」
ですので、このブログではあえて濁音の無い方の”モペット”を使って、ペダル付き原付電動バイクについてのみをカテゴライズしています。その意味ではペダル付スクーター「ミレットLi500」やベイズ「バイクルP3」のほかに、自転車タイプのISOLA「IS006」やカーボンドライジャパンの「パワードバイクS1」も”モペット”。ちょっとカワイイ感じになりますね(笑)
実際、「ミレットLi500」を初めて見たとき、単純にカワイイと思いました。スクーターのようなのにペダルが付いているなんて見たことありませんでしたし、人力がモーターをアシストするというのは理に適っています。でもこのタイプは、今は生産終了したベイズ「キャピー2」ぐらい。あとは自転車チックまたは自転車型がほとんどでした。
といっても、自転車タイプのモペットが本来的と言えるのかもしれません。イーサイクルと呼んでいるISOLA「IS006」や「IS009」は、本来のモペットらしいモペットで、まさにモーター(原動機)付き自転車。輸入はなくなったものの、ソレックス「e-solex」もそうです。
自転車に自走可能なモーターが付いているのがモペット。重いペダルをこがなくていい、という需要が生み出した製品ですから、その意味でもフル電動自転車は正しくモペットです。単に日本の法律ではバイク登録しなければ乗れないというだけの話であります。
中国輸入のフル電動自転車の注意書きに「この自転車はモペットなので公道を走れません」と書いてあるのですが、正確に言うなら「この自転車はモペットなので、公道を走るには保安部品を別途装着する義務があります」だと思います。もちろん原付一種の免許もナンバーも必要になりますが、ミラー等の必要な保安部品を装備すれば走れないわけではないのです。
逆に言えば、このモペットを自転車として使うのは、無ナンバーのハーレーに無免許で乗って、歩道を走っている状態と同じなわけです。事故のときに警察からどういう扱われ方をするのかイメージできるかも。ちょっと怖いでしょう?(苦笑)
嫌になる日もありますよ。人間だもの
電動バイクが普及しない理由?
こんにちは。なぜ電動バイク、EVスクーターが売れないのかを、今一度考えてみたストロベリンです。
電動バイクはメンテナンスフリーがウリ。駆動する部分が少ないので、機体さえしっかりしていれば壊れる箇所がほとんどありません。修理もメンテも必要なくなると、バイクショップ的にはあまりおいしくないバイクと言えましょう。
ところが、電動バイクはかつて壊れまくったのでした。今もそうですが、電動バイクの生産は中国が中心で、その作りがあまりにも雑(当時)だったのです。クレームは殺到、事業者(輸入商社)は撤退、既存のバイクショップは嫌気がさして敬遠し始めるという皮肉なことが起きます。
有名(?)なすぐ壊れた電動バイクの動画より「ASIAN KNIGHTS」
「マーチ」に似ていますが違います。
どこかの代理店が中国からそのまま輸入販売したらしいバイク
(2013年ごろの撮影)
壊れた箇所が分からない、一度ばらすと作りが雑すぎて元に戻せない、輸入元が撤退して部品が手に入らない。酷い客はそれらをショップのせいにする。。。日本よりもずっとバイク需要の高い台湾やベトナムでも同じことが起きていたそうで、電動バイクの先陣を切っていた中国製品の雑さは、電動バイクのイメージそのものを各国で悪化させてしまいました。
今生き残っている電動バイクメーカーはその逆風に耐えた会社であり、機種も優秀だと思います。一定ラインを越えて信頼できる機種を出していたからこそ今も残っているわけで、上述のようなバイクはほとんど駆逐されました。
国内のEV化への気運は数年前より高いと思いますが、電動バイクになかなか日が当たらないのは、過去のこうした背景があることは否めません。一方で四輪業界は着実にエコに振れています。数年後の排ガス規制強化を睨んでのこともあるでしょうし、FCV、EV、PHEVなど、わりとすぐそこに内燃機関からの脱却を目指す優れた車種が溢れてきました。
電動原付一種のバイクに関しては、やけに長い航続距離を求めたり、オーバー50km/hのハイパワーを求めたりと、原付におよそ必要なさそうなハイスペックを求める傾向があるのも、不幸な過去の裏返し。もちろんそれらを満たす電動バイクもありますが、上を求めればバッテリーが高容量になり、その分高価になります。でも、きちんと自分の使用用途を見極めれば、値ごろな電動バイクは見つかるでしょう。
航続距離j市街地15~18km(Wバッテリーなら倍)
最速約44~48km/h(乗務員の体重による)
例えば今日原付バイクを購入するとして、そこに新車のホンダ「ジョルノ」19万円とヤマハ「E-Vino」19万円が並んで売っていたら、間違いなく私は「E-Vino」を選択します。原付として十分なパワーがあるし、軽いし静かだし、買った後にはお金が掛からないと知っているからです。
もっとも、そこに「サンボーイ」があれば、値段も安いし航続距離が長い「サンボーイ」を選びますけれど(笑) 故障しませんので中古でもいいくらい。
普通の人は過去の悪い噂しか知らないから、買えないし買わない。結局、ここに集約されるのでしょうか。電動バイクに乗ったことが無い人に、どうしたら現状の国内流通車両に安心感を持ってもらえるのかが、普及のカギかもしれません。
電動バイクそのものを知らない。という人も相当いらっしゃいますけどね(苦笑) それはそれですべき事がありますよね。
ライトEVスクーター
こんにちは。晴れた日になるとなぜかクルマ移動の仕事が入るストロベリンです。
夕方に帰宅してからは「サンボーイ」で買い物にいき、コロッケやら野菜やらじゃこサラダやらコンタクトレンズケースやら、あちこちを走り回りました。動いたり動かなかったりするトリップメーターで5kmはカウント。そこそこ走れたのではないかしらん。
空気圧がきちんと保たれた「サンボーイ」はわずかとはいえ速いです。幹線道路でも不安がありませんし、温かくなったとはいえ、以前より加速も良くなった感じがします。たかが空気圧で加速感がこんなに変わるものかと驚きですね。
長期休館中の東京都現代美術館を望むサンボーイ
そういえば昨日、TOMOSに乗ったカワイイ女性が対抗車線に居て、キャップも含めてそのいでたちがなかなか似合っているので、モペットはこうでなくっちゃと思いました。”カワイイ”という要素は、電動バイクの女性への普及に向けるならもう少し欲しい要素です。EVということで言えば、男性向けには”機能美”だったり”未来”だったりするのかも。
ただ、「タイカブ」のスポーティーさがどうも受け入れられない私には、”スポーティー”はもともとスクーターという乗り物には似合わないデザインのように感じています。都会的な乗り物なので、より洗練されたデザインをスクーターには望みたいのです。
その意味でも「サンボーイ」のデザインはどれも満たしていると思っていて、フルフェイスのオッサンでも、かわいい女性がジェットヘルをかぶって乗っても似合うだろうと感じます。デザインは他所より良かったと思うので、キムコさんももっとアピールしたらよかったのになと、ちょっと勿体無い気がしますね。
ところで、いつも人を乗せていない写真なので、「サンボーイ」の具体的な大きさが分からないかもしれません。シートの高さは、両足をべったり付けた177センチの私が立ち上がれる高さ。立つとお尻はシートから10センチ程度浮いて、膝でバイクを挟んでバランスをとっていられます。小さいし細身の上、立ちゴケのしようがない軽さです。
その辺は女性に向いているEVスクーターの一台として以前挙げたとおりで、スピードも40km/hそこそこしか出ないので、わりと自転車感覚で乗れるはずです。ウチの奥さまが乗れたら足代わりにいいと思いつつ、残念ながら免許証を持っていないので乗れません。「乗り物は乗せてもらうもの」だそう(苦笑)
60km/h出る電動さんも、バイクとしてはいいのですけれど、こういうライトEVスクーターにも侮れない利便性があります。ここにもっと需要が集まってくるといいですよね。
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ツバメ・イータイム仕様の「BIZMOⅡ」
こんにちは。ベールに包まれたツバメ・イータイム仕様の「BIZMOⅡ」が、先日広島の市街地でモニター走行をしたと知ったストロベリンです。
これがツバメ・イータイム仕様の「BIZMO 2」
テラモーターズからツバメ・イータイムに扱いが移った「BIZMOⅡ」の車体はこうなるようです。同社のマークが車体側面のロゴ横にあり、ブルーだったラインが赤に変わっています。写真は公式フェイスブックからですが、まだこちらもモニター車両なので完成形ではないかもしれません。
こちらは大学と共同開発した新コントローラーに載せ替えたタイプでしょうか。であれば、乗り味がどう変わったのか是非知りたいところ。
配達すし店の”銀のさら”から父の日の繁忙期にモニターをしてみたいという話があり、同社がモニター車両を提供したとのこと。普段はエンジンバイクで配達しているベテランライダーがチャレンジしたそうなので比較はシビアだと思いますが、感想がぜひ知りたいです。ワクワク (〃∇〃)
保護犬さんの里親譲渡会
こんにちは。少し前の話ですが、保護犬に会いに譲渡会へ行ってきたストロベリンです。今日はバイクではなくワンコの話題。
保護犬というのは簡単に言えば捨て犬です。引っ越しで飼えなくなった、繁殖しすぎて困ったのでどうにかしてほしいなどなど、何らかの理由で飼い主から飼育を放棄された犬が、動物保護センターという場所に収容されます。迷子犬などもそこに連れてこられます。
保護センターとは皮肉な名称で、その後この子達に待っている運命は、5~10日間ほどの猶予の後の二酸化炭素ガスによる窒息死です。地区によってこの猶予期間に違いはあるものの、期間内に誰かに引き取られない場合は原則として殺処分されます。
また、お金目的で犬の繁殖を始めた個人ブリーダーが崩壊し、ボランティアさんに救出されるケースがあります。繁殖しすぎてさばききれずに手に負えなくなったり、伝染性の病気が蔓延して売れなくなり、飼育が困難になって破綻するのです。ペット産業の闇。
こうしたケースを”ブリーダー崩壊”と表現されがちですが、正しくは”パピーミル(子犬繁殖工場)崩壊”だと、真面目なブリーダーさんたちは言います。ブリーダーという言葉を使わないでほしいと。本物のブリーダーさんと違い、パピーミルでは繁殖のためだけに犬たちが飼われていて、親犬は劣悪な環境に置かれているケースがほとんどなのです。そのせいか、人間不信になっている犬も多くいるそう。
そうした子達をボランティア団体さんがセンターから引き取って健康状態をチェック、場合によっては治療して、毛も綺麗にカットして、基本的な躾をしてから里親を募集します。1月に亡くなった我が家のワンコさんも8年前は保護犬の一頭でした。かわいいマルチーズだったのに、3歳ぐらいのとき野良犬をしていてセンターに収容されていたのです。頭の良い子でしたし、過去に飼われていた形跡もあるのに、おそらく捨てられたのでしょうね。。。
電動バイクライフ第2ステージへ
こんにちは。ふとしたはずみでキムコ「サンボーイ」を購入し、当ブログを開設してかれこれ1年10ヶ月が経過したストロベリンです。本日遂に新しい電動さんがやってきます。イタリアブランドですが、中身はキムコと同じく台湾のバイクメーカー製のこのバイク。
電動バイクユーザーとしては先輩である吉岡さんのブログ”定格出力500W”も、いまや”定格出力600W”に改名されました。「ミレットLi500」乗りだった吉岡さんは、定格出力600Wのアディバ「e-moving」に乗り換えたのです。ただ、出力は「ミレットLi500」よりも高いはずなのに、それと比べても、今のところの体感としては”おっせーバイク”とのこと。
この「e-moving」の後継機種として発売されているのが、本日やってくる「EM100」原付二種タイプです。こちらも”そこそこおっせーバイク”であるとの前情報がもたらされています。もっとも、”おっせー”のは「サンボーイ」で十分慣れておりますゆえ、そんなにストレスにはならないはず。
試乗したときの印象は非常に優等生なバイクで、速いとかパワーがあるといったメリハリは感じなかったものの、安定した走りのEVスクーターでした。ただ、一点気になったのはアクセルの開度に一瞬ついて来ない挙動。前述の吉岡さんが以前乗っていたお気に入りの、えこげんちゃ「EGC-02」もそうだったようですが、吉岡さん的には慣れたとのことなので、さほど気にしないことにします。
操作性はシンプルで車重は軽量。限られた条件の中で考え尽くされた感があるキムコ「サンボーイ」の性能と比較しながら、今後は「EM100」の姿もお伝えしていきます。
もっとも、その前にナンバー取りに行ったり保険に入ったりしないといけませんけれど(笑)
アディバ「EM100」納車
こんにちは。アディバ「EM100」を入手し、マイマンション内への出し入れをテスト的に数回行いましたところ、握力の低下が否めないストロベリンです(苦笑)
マンションは出入り口が狭いので、80kgを越える重量のバイクをその場で90度向きを変えるなんてことをたびたびする必要があります。一度や二度ならまだしも、6回7回やっていますと後輪側を持ち上げる右腕にもそれなりの負荷が。シニアの方や女性には厳しい作業ですので、私と同じ住環境ならば軽量のEVスクーターをおススメします。
新たなバイクでまず大事なのは、自室からの出し入れです。「サンボーイ」を外に連れ出しまして、代わって「EM100」を玄関前まで入れてみます。これができなければアウトですからね。
とりあえず外扉の出入り、エレベーターの左右もギリギリながらOKでした。ところが玄関ポーチ。ここが厳しい! 人ごとは入れないので押し入れる形になるのですが、ここで後輪側を進行方向に真っ直ぐに近くなるよう持ち上げなければなりません。奥行きは良いとして、ハンドルのミラーがポーチに入れるときにどうしても邪魔になるのです。
「サンボーイ」に比べると出し入れはちょっとしんどくなりますが、とまれ原付二種。積載量は150kgまで大丈夫ですので、奥さまを乗せての二人乗りが可能です。緊急時にも出動が可能なったことは心強く、都市部で使える良い乗り物が手に入りました。
速くはないと言われつつ、「サンボーイ」以下ということは絶対にありませんので、黄色ナンバーのスクーターとしてはきっと十分でしょう。気になる走行性能含めての感想は引き続き。
それにしても「サンボーイ」は本当に小さい電動スクーターで、にもかかわらずあれほどの走りを見せていたのかと、つくづく感心しました。電動バイクの生きる道としては、軽量というのは大きいかもしれません。