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かつて神奈川にデンドーモータースあり

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こんにちは。本日のお仕事は横浜行きで、またしてもクルマ移動となり、「サンボーイ」出勤叶わずのストロベリンです。


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海側からのインターコンチネンタルホテル

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”みなとみらい”からの海

神奈川県にはかつてデンドーモータースさんという電動スクーター、電動アシスト自転車専門のショップがチェーン展開をされていました。電動バイクの普及に大変力を入れていたお店です。今は別の事業をされているのか、ショップとしては継続していない様子。違ったらごめんなさいm(_ _)m。

電動バイクがいっとき脚光を浴びた時期に、活発に普及活動されていたお店で、電動バイクについて調べていると、たびたびその名を拝見します。ただ、当時のさまざまな電動スクーターを販売したはいいものの、ご存知の状態で商品クオリティーが伴っていない製品が多く、他店同様、度重なる修理依頼クレームにご苦労されていたと聞いたことがありました。

当時こちらのお店に所属していた方が書いていたブログ”三度の飯より電動スクーター”辛口で面白く、新米電動バイカーとしては勉強になりました。普及について志は高いものの、販売していた商品の質については一言も二言も言いたいことがあったようで、そんな葛藤も含めて電動バイクに関わるスタッフの頑張りを感じるブログです。

お客様に喜んでもらえる、乗って楽しいスクーターを販売店は売りたいし、人を乗せるだけに安全性だって担保したい。環境性能は抜群に良い乗り物ですから、これからは電動バイクに切り替わっていくはずで、そうでなければならない。そんな思いを抱きながら、21世紀の日本の若者が粗悪な中国製と格闘してたかと思うと感慨もひとしお

そのときに電動バイクに関わった人たちは、必ずしも金目当てだけではなかったでしょう。ですので、もう少しの辛抱は強いられるとしても、波が来たら是非また復活してもらいたいと願っています。その人たちが今度販売するバイクは、きっと厳しいプロの目で見ても確実な、レベルの高い電動バイクのはず。

埼玉のボイジャーモトさんも然りですが、当時の電動バイクLOVEなショップさんたちのようなお店が、これからどんどん増えてくれるといいのですけどね~。今はタマ数が少ないですしね。。。そう言えば、そもそも今は東京専門店がないのですよね。むむむ。




2016で販売中の電動バイク

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こんにちは。だいぶ温かくなってきましたので、バイクに乗りたくなってムズムズしている人が増えてきたはずですし、”電気で走るバイクがある”と知れば新たに反応する人もあろうと期待するストロベリンです。

 

さて、あまりニュースのない今年の電動バイク業界ではありますが、この夏に乗ってみたい人のために、現在も販売中の電動バイクを列挙してみようと思います。展示車両処分として一部の店舗でのみ発売されているものもあります。

 

◎印は信頼性やメンテナンス体制を含めて心強いと思える国内大手メーカーの電動バイク。○印は私が試乗したことのあるバイク。無印は、私には試乗機会がなく、メーカー公表スペックでしか判断できないバイクです。保管環境とショップ販売のあるなしで大きく分けています。

 

■駐輪場にコンセントがない人(バッテリー着脱して屋内充電可能なタイプ)

 

(1)原付一種(定格出力600W以下、原付免許で走行可)

◎ヤマハ「E-Vino」

ショップ網完璧の国産電動バイク。安い、手堅い、そこそこパワーの優れもの。一日20km以内の利用なら大満足。Wバッテリーにすれば市街地実測距離で35~40km程度はいく。

◎スズキ「e-let's」

個人的に原付一種イチオシ。Wバッテリーなら普通に使って50kmは楽に走れる。機体よし、パワーあり、メンテも安心。三拍子揃った名機。価格だけがネック。

○プロッツァ「ミレットLi500」

ペダル付のモペット。中国生産でも独自工場なので耐久性高く、価格も安いモーターを人力でアシストできる強みは坂道とスタートダッシュで活きる。車重軽く取り回し良し。

○アディバ「EM100」

走行時の安定感抜群、機能満載。台湾メーカーの安心感とショップ網あり。パワーはソフト路線だが航続距離はそこそこ長い(ダブルバッテリーなら50~60km)。アクセルに少々のクセ

○テコ「ビジネステコ」(着脱オプション)

CVTのパワー半端ない。バイクらしいバイク。着脱式は20Ahなので、距離は20~25km程度に短くなるものの、距離に問題なければエンジンバイクと比較しても優秀

○カーボンドライジャパン「パワードバイクS1」

45km/hまでアシストする9段変速自転車。ニセ物の「オレってすげー」が体感できる。見た目はスポーツバイクでもヘルメット装着義務あり。自走はしないものの、乗る楽しさ面白さは抜群。

○アパックスパワー「もたぽんこ」

25kgと小さく、軽い、かわいいバイク。筋斗雲のようなカタチの前輪駆動。車載OK。遠くに行くバイクではなく小回り専用。カッティングシートでデコパージュも。

○キムコ「サンボーイ」(生産中止ながらやや在庫車両アリ)

愛機。7kgのバッテリー、充電器も優秀。最速40km/hながら市街地25kmは普通に走れる。購入店以外でのメンテは望めないがまず壊れない。50kgと車重軽いので取り回しよし。

 

・EV奈良「リスティブ ポシェット」

・アクセス「スウィーツN」&「スニーク77 LH」

・アディバ「e-Moving」(展示車両販売のみ)

・リクエストインターナショナル「FUTE」

・ISOLA「IS006」&「IS009」

・ベイズ「バイクル」シリーズ

・テラモーターズ「BIZMOⅡ」

・Solex「e-solex」

・UPQ BIKE「me01」

 

(2)原付二種(定格出力1000W以下、小型自動二輪以上の二輪免許)

○スクーテック「SZ552Rシリーズ」&「SZ552Mシリーズ」

最速65km/h~75km/h。Rシリーズはコントローラー優秀で、加速はエンジンバイクを凌駕。Wバッテリーは市街地の航続距離70km~。故障報告多いのがネックながら、現状の電動バイクでは最もバイクらしい動力性能。

 

・アディバ「EM100」(定格出力1000W版)

・アクセス「スニーク77 Ⅱ LH」&「スウィーツN・Ⅱ LH」

・テラモーターズ「A4000i」

 

■駐輪場にコンセントもある人(プラグイン充電のみ対応のバイク)

原付一種(定格出力600W以下、原付免許で走行可)

○テコ「ビジネステコ」

CVTのパワー半端ない。プラグイン式は45Ahまで搭載可能なので、普段使いなら最長距離は60km~。エンジンと比較しても遜色ない加速感は秀逸。ネックは50万近くの価格。


○アクセス「ラング L」

初期加速はやや非力な感じがあったものの、試せなかったパワーモードあり。最高出力1800W、最速52km/hなのでポテンシャルあり。中国製だが日本で組み立て。これで価格25万は安い。

 

・アクセス「デリワーク」&「スニークN」

 

■ネット販売、またはメーカー直販が確認できるバイク

・G-Wheel「ccolu」シリーズ

・マーチ「01CT」シリーズ&スーパーカーゴ

・グロースンドリーム「ガイアレイ」&「ロボサク」

・吉角「フロスティEV」

・ETKジャパン「業務用バイク」(市販時期未定、原付二種、着脱式なども予定)

 

 

この中で乗ったことがないけれど、気になるのはテラモーターズの「A4000i」「BIZMOⅡ」、EV奈良の「リスティブ ポシェット」ですかね~。にしても、電動バイクに原付二種が少ないのはもったいないと思います。メットインスペースなんていらないので、バッテリー積んでくれればいいのになあ。。。


惜しいアディバの「EM100」(1000W版)

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こんにちは。昨日は思う存分満充電の「サンボーイ」に乗れるかと思いきや、またしても仕事に邪魔されたストロベリンです。

それでも、朝パンとコーヒーの買い出しには行きました。すると電圧計はフル点灯からひと目盛落ちて点滅になったので、少し胸のつかえが取れ、まあ良かった良かったということにしましょう。で、次にはタイヤの空気圧が気になり始めました(苦笑)

台湾製電動バイクの良いところは、フル充電してもバッテリーに余力を持たせた設定になっている点だとの話を、”定格出力500W”のブロガー・吉岡さんから教えてもらいました。そうなのか~。伝聞の伝聞とはいえ、分かる気がします。満充電になっても充電し続けてしまう充電器があると聞く中、たしかに「サンボーイ」の充電器は満充電になると冷却ファンが切れるので安心感があります。終わりましたよ、って感じ。


その上で、台湾メーカー製は出力もやや抑えてあるとのことで、すっとこどっこいな使い方をする私のようなユーザーのことをきちんと理解してマシンは作られているそうです。さすが台湾製。タイマーも付けずに充電したまま寝ちゃったりしますからね、私。。。(爆)

台湾製がそれほど良くて、かつ原付二種が欲しいなら、なぜ迷わずにアディバ「EM100」(1000W版)を選ばないのか、と思われた読者の方がおられるかもしれません。実は私もそう思っていました。発売されたばかりのころ、期待に胸を膨らませて試乗させてもらった原付一種版の「EM100」。ところが、そのアクセルのクセが、個人的にちょっと引っかかったのです。


そのときの記事にも書きましたけれど、アクセルをOFFにした後すぐのアクセルONで、ちょっとした間があるのです。例えば右左折時、交差点に差し掛かってブレーキをかけアクセルをOFFにしてから、立ち上がりでONにしても、モーターが一瞬反応しないような。

試乗でいろいろ試した結果、アクセルを完全にOFFにしなければこの症状は起きませんでした。アクセルをやや緩めるだけなら大丈夫なのです。ですから、このクセを自分が覚えてしまえばなんてことはないと思います。

でも、何かがあって、咄嗟の時にそのクセに合わせることが自分にできるのか……。私の中でこのバイクは、そこでつまづいています。機体の出来が良いのはよく分かりましたし、機能も満載だし、大きさ的にもまったく問題ないしで、これの原付二種版は大本命と言ってもいいバイクではあったのですが。。。

そこで輸入元にメールして、どこかで原付二種の試乗ができるところがないかと伺ってみました。ところが、業務用での販売が主なために試乗できるバイクがなく、原付一種とはパワーにも大差はないとの回答をいただいてしまい、そこで諦めたというわけ。試乗車個体の問題だった可能性を排除できなかったのは残念で、惜しい電動バイクでした。

機体は優秀ですから候補から完全に消したわけではないものの、惜しいだけに今でも引っかかりはあります。何しろ高額マシンですからね。このバイクに「SZ552RR」の動力性能があったら完璧です。まあ、それは無いものねだりなのでしょうかね~(笑) 



電動バイクを知ってほしい気持ち

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こんにちは。乗ってみたい電動バイクは数多くあれど、自転車を除くと電動バイク一台分しか所有スペースのない、小さなマンション住まいのストロベリンです。

 

以前、”電動バイクの伝道師”さんが、ご自宅の庭先で、所有する複数の電動バイクを並べ、「庭先展示会」というのをなされている記事を読んだ事がありました。ちなみに伝道師さんはバイク屋さんでもなんでもありませんで、EVバイクの普及に努めておられる一般の方です。なんという情熱。

 

屋根付き駐車場があり、スペースに余裕があるなら、バイクも複数台持てます。いや、実際には原付バイクなど一台あれば十分なのですが、複数欲しくなる気持ちは理解できます。普通の原付と異なり、電動バイクは特徴がそれぞれはっきりあるのです。

 

伝道師さんがお持ちのバイクは、NOMEL「COMPA1.5」オーヴァークリエイディブ「JEVO」EV TECH JAPAN「ASTRO JOY- 450R」の3台。中でも最高スピードで37km/hしか出ない「ASTRO JOY-450R」がお気に入りだと伺ったことがありました。

 

オーヴァークリエイティブ「JEVO」

(バイクブロスさんより借用)

 

EV TECK JAPAN「ASTRO JOY-450R」

 

NOMEL「COMPA1.5」

 

時間までに目的地に到着する必要がないなら、ゆっくり走っているのは面白いです。Li-Feバッテリーを搭載する同機(それでも当時10万円以下の車体価格)は航続距離が長いのが特徴で、市街地実測でも50~60kmは走破したそう。定格出力450Wですから原付一種としては非力ですが、スピードは遅くとも気持ちの良い原付バイクのはず。

 

見に来てくれて、欲しい方にはパンフレットを差し上げたりしていたようで、地道ながらもバイク屋さんは怖くて入れない、という人には役立ったでしょうね。顔見知りのご近所の人だったら乗らせてあげたりもしたかもしれません。

 

しかも販売しているわけではないので、売り込みはありません。う~ん、なんて素敵な伝道活動でしょう。残念ながらこれらの機種は全て事業者が撤退してしまったので、現在は「庭先展示会」をなされていないようですが、「ASTRO JOY-450R」はまだバイクとしても健在のようですから、走り回る事で電動バイクをアピールしていただきたいです。

 

そんなことが東京でもできたらいいですなあ。。。現状で購入可能な全ての車種を揃えて、試乗できるような場所があったら面白そう。そんな道楽者はいないかな~(笑) 

 

 

 

中型クラスの電動バイク

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こんにちは。当ブログの検索ワードを確認していたら、電動バイクに興味のある人が、原付を通り越して中型を探しているらしいことに気付いたストロベリンです。

そんなわけで、先日ご紹介しなかった軽二輪カテゴリーの電動バイクを以下にご紹介します。電動バイクは、普通自動二輪免許があれば天井がありません。何でも乗れます。

普通自動二輪免許を持っている人が、今さら原付バイクには乗る気がしないという気持ちになるのは理解できます。変な制限を付けられてしまうので、窮屈に感じますからね。でも残念ながらまだ電動バイクの中型クラスは数が多くありません。

 

普通に考えると、問題になるのはバッテリーでしょう。まともな走りをする中型の電動バイクだと原付以上の高容量バッテリーを積むことになり、必然的に高額になること、その容量から言って着脱式は望めないので、必ず屋根付き駐車場でかつコンセントのある場所での保管が絶対条件になること。この二点がユーザーを絞ってしまいます。

 

日本で販売していて現状で確認できるのは、以下に留まります。国内で制作されているのは「zecOO」だけ。他は受注生産の輸入物です。それらもほぼアクセス社だけ(苦笑) 人気薄なのでしょうかね。

 

でも、昨年の東京モーターサイクルショーに出展していたアクセス社のブースでは、他のスクータータイプを押しのけて、この下にある写真の「AC-ZRX」が一番人気でした。スポーツタイプのバイクはそれなりに人気のようです。やはりカッコいいのが良いのでしょう。

 

ゼクウモーター「zecOO」

最速160km/h  航続距離160km   8,880,000円

 

 

アクセス「AC-ZRX」

最速105km/h  航続距離120km 568,000円

 

アクセス「ラングEX」

最速85km/h  航続距離90km 518,000円

 

アクセス「AC-Cruise」

最速85km/h  航続距離120km 498,000円

 

アクセス社の軽二輪バイクはどれも受注から45営業日後の納品となる受注生産ですので、今から注文しても7月後半に納車になります。中でもアクセス「ラングEX」は、他の軽二輪がラインナップされたので販売終了と発表されたのですが、ユーザーからの要望でラインナップに残すことにしたと聞きました。隠れた人気機種のようです。

 

ただ、そこそこ大きな買い物になりますし、ネットにはユーザーの声がありませんので商品の具体的な詳細は分かりません。人柱になるおつもりで、ぜひ乗り心地をお知らせいただきたいと願ってやみません。出来ればお借りしたいくらい。

 

ちなみに、ご存知かと思いますが、先端技術を駆使しぶっちぎりの性能を誇るゼクウモーター「zecOO」の価格は888万円です。888万円です。念のため二度書きました(笑) 発表時には、中東の王族の方が予約していたそう。

 

末広がりということでの価格設定だそうですが、テスラ「タイプS」が買えますから、本当に売る気があるのかは疑問(苦笑) もっとも、日本で真面目に作るとそうなってしまうのかもしれません。乗ってはみたいものの、とてもとても私には手が出せない価格で、まさに高嶺の花と言える一台。買える人が羨まし~。


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「ボイジャー・モト」さんサイト復活

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こんにちは。先日、デンドーモータースさんのことを書いていた際に、同じくEVバイク専門ショップを営んでおられた“ボイジャー・モト”さんのことも加えて書こうと検索したら、ショップのサイトがあった場所に新たな記事が立ち上がっていて、びっくりしたストロベリンです。

 

有名なショップさんでしたので誰かが騙っているのかと思い、まずURLを確認したのですが、ドメインは“ボイジャー・モト”さんの会社名と同じ。ボイジャー・ビジョン。ドメインを手放した途端に他の人に取得されることがあるのでまだ不明ながら、新たに掲載された記事もEVに関連する真面目な記事なので、アフィリエイト目的ではなさそう。

 

http://voyagervision.com/

 

もしかして再び動き出すのでしょうか。今のところショップ再開に向けたテキストではないようなので、電動バイクに興味のある消費者が知っておくべき基本情報をアーカイブされていくおつもりなのかもしれません。かつて公開していたショップのホームページには、そういった有意義な情報が沢山ありました。

 

当時のテキストのページはなくなったものの、試乗リポートや登坂能力の機種別比較など、YOU TUBEには当時の動画が残っています。数年前なので古い機種情報が多いとはいえ、それでも参考になります。多いときには30社の電動バイクを扱っていたショップさんでしたから、中でも比較動画はとても貴重でした。

 

そういえば、4年前の古い記事に「東京に初の専門店、ボイジャー・モト東京ベース開設」というニュースがあって、住所を見ると私がキムコ「サンボーイ」を買ったお店と同じ住所。2年前に私が伺ったときにはその片鱗はなかったので、どういうこと?と好奇心がクビをもたげました(笑)

 

エンジンバイクとの性能競争ではまだまだとはいえ、雨後のタケノコ状態だったころからは機種もだいぶ淘汰されています。満足度の高いユーザーは増えているはずですし、少なくとも私は総合的に「サンボーイ」に満足です。便利だし、乗っていて楽しいと感じます。そうした人はさらに増えているように思います。

 

爆発的にとは言わないまでも、ヤマハ「E-Vino」もユーザーを増やしているはずで、そのわりにネット上の声が聞こえてこないのは、性能には満足しているからでしょう。エンジンと比べたら多少の非力さは否めず、航続距離が限られるものの、それで足りる用途で使うなら十分な性能

 

ヤマハ「E-Vino」

 

音がしない、ガソリンを使わない、メンテ不要というのは大きなメリットです。いくらか足りないと感じるパワーと比較してもお釣りがきますし、エンジン音がしないので、ゆっくり走ると自転車のような楽しさもあります。

 

多くのバイカーにとって、エコというのはEVを選ぶ動機になりにくいので、私も電動バイクの性能上のメリットをもっとアピールしていこうかと思います。ボイジャー・モトさんのサイトが本物かどうかはまだ分かりませんけれども、ホンモノだとすれば、満足したユーザーの声が沢山ショップに届けられていたはずですから、その人たちが何に満足しているのかをバイカーに伝えてほしいなあと思います。


 

 

気になる飲食店の電スク探検

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こんにちは。気になる飲食店にはすぐ入りたくなるストロベリンです。奥さまはです。入ったことのある店にしか入りたがらないので、外食する際はウマが合いません。(苦笑)

 

クルマで移動している時に見つけたのでまだ入れていないお店。下の「はまぐり」さんはクライアントの会社の近くにあって、気になって仕方ないの店です。でも、クライアントに伺うのが昼間なのでいつも営業してません

 

気になって仕方のない貝料理専門店「はまぐり」@新宿三丁目

 

食べログで調べたら人気店のようで、牡蠣の味噌仕立てとか、はまぐりの昆布焼きだとか、クラムチャウダーだとか、なんかもういろいろ気になります。入りたい。いや、入らなければならない。

 

さらに、下の写真は横浜のラーメン店「六角家 本店」に行ったときに、その裏手あたりに見つけた看板。なぜ看板が逆さなのか。どうやらスナックのよう。

 

いったい何があった「ボンメイト」@六角橋

ところが理由がきちんとありました

 

そもそもスナックというところに一人で入ったことがない臆病者なので(だって窓がないんだもん)、こうしたモチベーションでもない限り入らないと思うのです。でもクルマだし横浜だし。

 

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本当は電動バイクで散歩しながら、こういう店を見つけたいのです。  たまに見つけるのですけれども、バイクですからアルコールご法度。すぐに入れません.。また来ればいいと言っても、家に帰ったころには忘れてしまふわけで。。。

 

通勤で見付けて入店かなった馬喰横山付近の

「あぺたいと」両面焼きそば

 

こういう麺系は見付けたらすぐ入れるのですけどね~。また近所をのろのろ走って探検しておきます。うちの周辺は繁華街ではないので、門前仲町まで足を伸ばせばいろいろありそうです。一人移動だし奥様に気兼ねせず入れるのだから、もっと探検に行こう。

 



電動バイク新車?!「yuppe(ユッペ)」

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こんにちは。地方のベンチャーメーカーさんから新車情報があったので紹介したいストロベリンです。

 

おっと、「新車」は語弊があるかも。実は昨年8月から山口県や広島県を中心に既に販売が開始されていたそうで、目立たなかったのは企業相手がメインだったのかもしれません。このバイクのことは、先ほどフォーブスの記事で知りました。地方のベンチャー企業が頑張っていたのですね。

 

山口県岩国市の中小企業、ツバメ・イータイムさんの電動バイク「yuppe(ユッペ)」。「ユキッペ」ではないです。ケータのおばあちゃんだとか、声は島崎遥香とかは知らなくていい情報です。で、地元では結構な数のショップ販売が展開されつつある、新規参入の電動バイク。

 

ツバメ「yuppe(ユッペ)

 

「ユキッペ」の、もとい「ユッペ」の性能は、ベイズ「バイクル B1」をさらにパワーアップさせたような感じ。トップスピードは抑えてあるものの、その分航続距離が長く、パワーもそこそこ。それでいて約15万円の低価格を実現しています。

 

最高スピードは45km/h、航続距離は30km/hの定地定速で60~70km、市街地実測なら45kmあるそうです。登坂能力も12度(21%)あり、有名なベタ踏み坂でも6%の勾配ですから、普通の坂道なら問題ないでしょう。「バイクル」より高圧の、60V/20Ahのバッテリーを搭載し、モードの切り替えがあるようなので、坂道の時や初期加速時に使う感じになるはず。

 

15万円という低価格の秘密は、ここが個人的には残念ポイントですが、バッテリーが鉛蓄タイプで、取り外せないようです。その点、「バイクル」は鉛ですが取り外し可能。

 

ただ、公式サイトでは車重が55kgとなっていて、立派な車体、重い鉛蓄バッテリー込みにしては軽すぎる気がするのと、公式サイトと下に示すカタログの航続距離記載値が異なっているので、もしかしたらリチウム版が新たに出ているのかも。(こういうのが中小メーカーサイトの悪いトコロ。どっち?)

 

 

スペックからするとテラモーターズ「SEED60」に似ていて、最高スピードより航続距離を延長する方に振った電動バイクといったところでしょうか。直接関係はないと思いますが、ツバメ・イータイム社とテラモーターズ社とは業務提携のプレス発表もあったようです。

 

そして今年の春からは地元だけでなく、カーメンテチェーンの大手カーコンビニ倶楽部」での全国販売が始まるとのこと。まだ販売は確認はできていませんが、近々に開始されるのではないかと思います。販売店が全国規模に拡大したら、身近にメンテ網が広がるので買いやすくなりますよね。

 

さて、2016年でショップから購入できる電動バイクのラインナップにも入れておかなきゃ。止まって見える電動バイク業界も動いているのですね。

 

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新古の「サンボーイ」や「e-moving」

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こんにちは。知らない場所を歩いているのに、人からよく道を聞かれるストロベリンです。

 

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ALL PRESS」でお持ち帰り“アイスモカ”を待ってる図

 

時間に余裕があって晴れた朝には、平日でも手作りパンを買いに“SASA”まで「サンボーイ」で出かける、なんてことがあります。帰り際には“オールプレス”さんでコーヒーを調達し、帰ったら「とと姉ちゃん」(録画)を見ながらの朝ごパン。完璧。

 

まあ、毎日そんな感じなら良いですが、こんなのは稀な例です。大抵の平日は前夜に買ったコンビニのパンにかじりついてダッシュで通勤がデフォルト(苦笑)

 

 

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使いまわしですが通勤途中の図

 

「サンボーイ」に乗り始めた頃、電動うんぬん以前に原付バイクそのものに乗るのが数十年ぶりだったこともあり、ダッシュ遅い~、後ろの人ごめんよ~というようなストレスがありました。それも次第に乗り方や走り方に慣れてくると思わなくなり、今では40km/h出ていると「おお、速いじゃないか」なんて感じるほどになっています。

 

私の1通勤(往復14km程度)は電気代で10円程度の経済性。メンテ費用を含めてもランニングコストはほぼゼロ。もし原付バイクを所望されていて、近くのバイクショップで「サンボーイ」が新車または新古車で15万円以下で売っていたら、“即買い”をおススメします。原付一種が欲しいなら、これほどリーズナブルで信頼性の高い面白い乗り物はありません。

 

ADIVA「e-moving」

 

同じく「ミレットLi500」もなかなか良さげですが、こちらは現役販売機種。さほど安く売られていないようです。同様にヤマハ「イービーノ」もそう。その点、既に販売終了となっている愛機のキムコ「サンボーイ」アディバ「e-moving」はかなりのお買い得価格で一部で販売されており、どちらも台湾の大手メーカー製なので、何かあっても部品調達に困る事はありません。

 

よほどのこと(転倒や衝突)でも無い限り壊れないとは思いますが、それでも念には念を入れたいのが消費者というものでしょう。やはりショップからの購入が肝心です。その上でお試しに買われる方がおられるなら、この2機種はおススメできると思います。

 

追加するならスズキ「イーレッツ」の新古車も良いと思います。価格的にはハイレベルなので、それこそ中古でいいくらい。在庫はまだあるようなので欲しい方は探してみてください。

 

スズキ「イーレッツ」

(Wバッテリータイプがおススメ)

 

電動原付バイクと加速性能

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こんにちは。試しにインスタグラムに入って「電動バイク」と検索したら、子供用のおもちゃ乗り物が山ほど出てきて、これか~と妙に納得してしまったストロベリンです。一般的に言うと“電動バイク”という言葉のイメージは、“おもちゃ”なんですね(苦笑)

 

さて、バイクでいざ出発というとき、右手後方を目視しますよね。「サンボーイ」のダッシュ力だと、狭い道で変なタイミングで飛び出すと命取りになりかねないので、後ろから車が迫っていたらスタートはしません。すぐ追いつかれて相手がブレーキを踏むことになるからです。クラクションを鳴らされるのは嫌です(苦笑)

 

出発前の光景。使い回し~

 

その点、“走り”に関してはまったく無問題だった原付二種スク―テック「SC552RR」は、テスト用バイクとはいえ「SZ552RR」の動力性能を受け継いだ原付一種の車体。超パワフル。無論黄色ナンバー。時速75km/hをマークする快速です。

 

全長183㎝のSCの車体

 

エレベーター内はギリギリ。全長188cmの本物SZはNG

 

試乗したのは半年ほど前になりますが、噂に違わず速い電動バイクでした。トップスピードでは原付二種に及ばないとしても、MAX75km/hは立派。エンジン以上のダッシュ力があり、それでも初期加速でのアクセルフィーリングもガツンとは来ず極めてスムース。さらに我が家の玄関スペースに仕舞えるという点をクリアしたバイクでした。

 

必要以上のパワーは欲していないものの、原付一種であっても都内の幹線道路などでは40km/hまでの加速力は他を上回ってでも欲しいところ。二種であればなおさらです。このバイクにはそれがあったので、乗っていて楽でした。

 

以前、テコ社の西下代表がおっしゃられていたことで、実用速度までの加速力があるバイクの方が、トップスピードは高いけれど加速がヌルいバイクより乗りやすい、というのはこういうことかと思いました。

 

テコ「ビジネステコ」

 

テコ社の「ビジネステコ」はCVTの効果で加速がスムースかつ速いバイクで、エンジンバイク並みの走りを見せます。原付一種ですからトップスピードが50km/hだとしても、そこまでの加速が圧倒的に良いのでストレスはありません。坂道にも強いバイク。ただ、着脱式20Ahにしてしまうと航続距離が極端に短くなるので、環境的に許される人はプラグインの45Ah版が満足度が高いと思います。

 

普通自動二輪免許を持っている人が電動バイクをこれから購入されるなら、多少高価でも原付二種登録可能な電動バイクがおススメ。規制が緩いですからね。ただ、良バイクはあるものの、条件と重ね合わせるとどれも一長一短で、機種を決めづらいというのがたまにきずです(苦笑)

 

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電動バイクの航続距離表記

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こんにちは。以前にも書いた話とカブりますが、同じメッセージをたびたびいただくので、もう一度書いておこうと思うストロベリンです。

 

私もしばしば使っている「カタログスペック」というコトバがあります。メーカーが公表している諸元表に書かれた電動バイクの性能です。その中でも、電動バイクを買おうと思う人が気にする大きなポイントとして、「パワー」「航続可能距離」という2本柱があります。

 

SUNBOY

キムコ「サンボーイ」 主要諸元
全長1620mm 全幅620mm 全高980mm  

総重量(バッテリー含む)50.3kg
定格出力500W リチウムイオンバッテリー 

充電時間 2~4時間
最大航続距離40km(定地で30km/h定速走行値)
ブレーキ前後とも ドラム

 

この2本柱に関して、いやそれ以外の部分もそうですが、実は業界で統一の諸元表記の規格がありません。以前「電動バイクの諸元表について」でも書いたのですが、エンジンバイクには必ず記載される「最高出力」の表記があったりなかったりするのです。

 

でも、いわゆるエンジンの”排気量”表記に相当する「定格出力」は必ず書いてあるので、これを最高出力だと勘違いする初心者が数多くいます。電動バイクは極端にパワーが無いという誤解を招いていている要因の一つ。

 

本題の「航続可能距離」も統一されていません。原付一種であれば平地で30km/hで走り続けられる距離を記載する場合と、信号のある市街地で実測して、それらの平均値を表記している場合と二つあるのです。※印で小さく測定状態を書いている場合が多いので見逃しがちで、丁寧に両方書いているメーカーもあります。

 

大抵は上記のように平地で30km/hで走り続けられる距離だけが記載されています。その方が距離が長いですし、まあ他メーカーと比較しやすくもあります。ただこちらも、体重何キロの人が乗っての話なのかはメーカーによってマチマチ。測定乗務員の体重が50kgとか、60kgとか、どこかに小さく書いてあるはずですので諸元表をよく見てください。

 

航続距離は走り方でも異なる値なので、カタログに航続可能距離として書かれている定地での値には、私は安全を期して6掛けをして考えています。愛機のキムコ「サンボーイ」は「最大航続距離40km」とありますが、満充電からフルパワーで都内を走って23~25kmが実際。6掛けすれば24kmですから、私の場合6掛けにして考えているわけです。

 

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朝パンとコーヒーをゲットした「サンボーイ」

 

 

何掛けと考えるかは、モードの使い方や走る場所、人によって変わります。私の場合、通勤の際には持てるポテンシャル内のフルパワー走行をしているものの、走るのは坂の少ない平地ばかり。もし上り坂が多い道で同じ走り方をしたら、5掛けになる可能性もあります。

 

家から目的地まで、または最寄の駅までの行き帰りなど、バイクに乗っていくだろうと想定している場所までがどのくらいの距離かを、グーグルマップで調べてみる。坂道の多い少ないなどの道路条件を鑑みてスペック表にある航続距離に5~7掛けし、それで用途を満たせるのかを考える。これが自分が必要とする航続距離を考える基本です。

 

私はクルマもあるので、緊急時は別として、バイクは半径10km圏内での使用に限られています。電動バイクでも比較的短いとされる「サンボーイ」の実質航続距離でもおつりが来る距離。それでも半径10kmはかなり広範囲ですし、特にバスでないと行けない場所にバイクで向かうと、ドア・トゥ・ドアで半分程度の時間で到着できるので、大変便利です。

 

何から何まで原付バイクを使いたいという人には、今の電動バイクはあまりおススメできませんが、使用範囲が限定できる人なら十分機能する乗り物になっています。クルマをお持ちの人であれば、「クルマのガソリン代を浮かす」という意味で電動バイクは大きな経済効果も期待できるので、電動バイクが一家に一台あるととても便利だと思いますね(笑)

 

「サンボーイ」で銭湯

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こんにちは。銭湯サウナが大好きなストロベリンです。5月も今日で終わりですね~。

 

さて、わが家の最寄には辰巳湯といって、ジャグジーがあったり露天風呂があったり、サウナまで付いている、ちょっと豪華なスペックの銭湯があります。銭湯ゆえに料金も安く、予約すればマッサージもあるという、健康ランド的な庶民のお風呂。

 

サウナは一応別料金ですが、何も持たずでも、900円で石鹸やらシャンプーやら大小のタオルまで付いて銭湯&サウナに入れます。飛び込みでもOKの、お得な銭湯です。歩いていくことも可能ですが、先日あることをしたくて「サンボーイ」で銭湯グッズを持って乗り込みました。

 

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買い物袋をぶら下げた「サンボーイ」@辰巳湯

 

いかに下町とはいえ、今日び家風呂のないご家庭もありませんので、銭湯需要は低いはずなのですが、こちらはそれなりに賑やかです。ヤングファミリー層も多く、子供らが脱衣場を走り回っています。まさにこの周辺住民の健康ランド的な使われ方をしているよう。

 

昼間バイクに乗れなかった日に、夜になって取り返そうとしているところでもあります。銭湯のあとは、マツキヨやらお寿司屋さんに買い出しに行きまして、熱くなった体を冷やしながら走りまわりました。実はやりたかったのはそれ。細い道をゆるゆると、風で体を冷やしながら走る間は、まさに至福のひとときなのです。強いて言えば、ヘルメットが邪魔(苦笑)

 

でも、柔軟剤やら鉄火巻やら牛乳やら銭湯グッズなど、いろいろなモノをぶら下げて走る「サンボーイ」はちょっとカッコ悪かったかも。あ、リアボックスはここで使えばよかったのか(笑)

 

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あまり使われないリアボックス装着時の図

 


電動バイクの「パワー」について

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こんにちは。先日仕事で六本木を歩いていたら、「スヌーピーミュージアム東京」なるものを発見したストロベリンです。そんなものが六本木に出来ていたとは知りませんでした。

 

スヌーピーミュージアム

 

さて、電動バイク需要につながる二本柱の一つで、「航続可能距離」のほかに「パワー」があります。バイク乗りの皆さんが気にするファクター。ではユーザーは何で判断すればいいのでしょうか。最大出力?最高スピード?

 

結論から言うとよく分かりません(笑) 出力の大きい方がスピードも出るでしょうけれど、出力の大きいバイクは走行中にギクシャクするタイプ(定速走行が苦手)が多いようです。また、トップスピードがあっても加速が弱いのは、エンジンバイカーからすると乗りにくさを感じるでしょう。

 

「サンボーイ」は走行中にギクシャクはしませんし、ゼロスタートで後続をそこそこ引き離せるなら、最高速はこのまま(最速40~42km/h)でも十分に思います。ただ残念なことに、そのゼロスタートが弱点。ホントに初期加速。ゼロから20メートルまで。ここの力強さがエンジンバイクに比べてちょいと足りない

 

愛機「サンボーイ」

 

電圧を上げると回転数が上がる、電流を多く流せばトルクが高くなる。これが電気モーターの特性だそう。多くの電動バイクで使われているコントローラーの形式は、電気を送るのをONOFFすることでモーターの回転を調整しています。ONOFFのサイクルを変えているのです。

 

スムースだったスクーテック「SC552RR」のサインウェーブコントローラー(EV奈良「ポシェット」にも搭載)は、電流とサイクルの両方を制御し、普通のコントローラーはサイクルだけを制御している、といったお話しをスク―テックの宮坂社長から伺ったことがあります。「サンボーイ」はサイクルだけを調整するコントローラーのようだけれど、出力値が低い(定格500W最大1050W)からあまりギクシャク感じないのでしょう、とも。

 

サインウエーブコントローラー搭載の「SC552RR」

これは速かった

 

さらに「サンボーイ」は、アクセルをONにした瞬間から数秒間のサイクルが極端にゆるやかな設定なのだと思います。これは走行中のアクセル開閉に対するギクシャク感を避けるための措置かも。走り出した後の加速はわりと良いので、作り手がいろいろ考えた結果、ゼロからの20メートル加速はあえて抑えたとも考えられます。

 

だったら、全部の電動バイクのコントローラーはサインウェーブコントローラーにすればいいのにと思いますが、きっとコスト高なのでしょうね。あちらを立てればこちらが立たず。電動バイク作りはなかなか難しいようです。

 

アディバ「EM100」の1000Wバージョンにサインウェーブコントローラーが搭載されていたら、それが最も自分が欲しい原付二種の電動バイクになりそうな気がしました。耐久性もありそうだし安定しているし、充電器も内蔵されているしセータースタンドも自動だし、いい電動バイクなのです。ただただコントローラー設定だけが本当に残念。。。

 

電動バイクのCVTの可能性

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こんにちは。先日「パワー」の話で「サンボーイ」の初期加速は弱いという話をしつつ、CVTについて書くのを忘れていたストロベリンです。

 

CVTというのは普通のエンジンスクーターにも使われている無段変速機のことです。ギアを使わずにタイヤの回転数を可変するユニット。日本国内の電動バイクでこれが取り付けられているものは現在では一機種しかなく、それがテコ社のビジネス電動バイク「ビジネステコ」になります。

 

台湾には同じCVTを搭載した「DBX」という原付二種のスクーターがあります。日本でも販売されていましたが、輸入販売元のオーヴァークリエイティブさんが事業撤退したため、国内には中古しかありません。2年ほど前まではまだバイク屋さんに新車が並んでいたのですが、今はすっかりなくなってしまっています。中古も出回っていないので、裏では人気?

 

DKcity「DBX」

 

私がほしい原付二種のタイプは、大きさやパワー感を含め、おそらくこの「DBX」が最も近かったと思います。ただ、着脱式のバッテリーは20Ahで、航続距離が実測20~25kmとなり、原付二種に変えるなら欲しいと思っていた航続距離を保てないので断念した次第。

 

CVTの何が良いかと言いますと、これはもう、アクセルを開いた瞬間に分かるエンジンバイクに負けず劣らずのトルク感でしょう。モーターは48Vですから特段大きいわけではなく、CVTによるパワーです。初期加速の安定した力強さは、どれもこれくらいはあってほしいと思うラインと言えます。

 

惜しいのは、数パーセントとはいえパワーロスがあり、同じ電気容量のインホイールモーターの他機種と比べると航続距離が短くなってしまうことです。もちろん走り方にもよりますので、モードをエコに切り替えて走れば距離は延びます。ただ、大抵はパワーモードで走るでしょうね。

 

もう一つは音。サイレンスが売りの電動バイクにしては音が大きいのだそう。私はあまり気になりませんでしたが、エンジンバイクほどではないもののキュイーンンンという音はたしかにします。インホイールモーターでは出ない音なので、気になる人には気になるかもしれません。

 

でも、それらを以ってしても魅力を失わないパワーがCVT機にはあるのです。すべからくかくあるべしというトルク感で、どの電動バイクをも上回る力強い発進力。ウィリーするようなドッカンスタートではなく、スムース且つ力強い発進で、原付以上の排気量のエンジンに近いものがありました。

 

かつてあったCVT搭載シティユース機、アパックスパワー「パスタ」

 

プラグイン充電が可能な環境にあるなら、45Ahまで搭載できる「ビジネステコ」は市街地でも50~60kmは走れるので、私の欲しい距離も満たします。モノを運ぶという用途に特化しているのでトルクは「DBX」以上に感じましたし、二人乗りも楽々可能でしょう。せっかくテコを買うなら45Ah版です。

 

今はまだ気配がありませんが、現在よりずっと小さく軽いバッテリーが出てくれば大容量の着脱式バッテリーが出来、CVT機はもっと増えてくるかもしれません。そのときは台湾の「GOGORO」が達成しているハイスピードまで速度も上げてくると思います。現在のテコでも理論上は高速化が可能だそうですが、今の仕様では電圧が48Vと低いので大電流を流すことになり、コントローラーが数秒でシャットダウンするとのことでした。

 

「ビジネステコ」の乗り心地、パワーに不満を言うエンジンバイカーはいないと思います。問題は充電環境とバッテリー価格で、電動バイクに「パワー」と「航続距離」の両方を求めるとエンジンの倍以上の価格になるという現在の状況もネック。CVTを乗せるといいバイクになるのは分かっているのに、なんだか勿体ない話です。

 

東京都現代美術館が休館

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こんにちは。先日ご紹介した開館したばかりの「スヌーピーミュージアム」とは逆に、5月29日でリニューアルに向けての休館となった「東京都現代美術館(MOT)」の常設展に、最終日に足を運んだストロベリンです。しばらく見られなくなりますから駆け込みです。

 

 

大人気企画展の「ピクサー展」は150分待ちの大盛況でしたけれど、常設展の方はすんなり。ポスターになった上の写真の「ヘアリボンの少女」は、同美術館が所有するリキテンシュタインの作品で、本物がガッツリと飾ってありました。ちなみにこの作品は、アメコミのワンカットでもシルクスクリーンでもなく、油彩なのです。暇だったのでしょうか、リキテンシュタイン(笑)

 

現代アートだけを取り上げる美術館なので、ワケの分からない企画もよくやっていました。でも、それでいいと思います! アートは美しいだけでも、理解できるだけのものでもなくて、何かを感じるためのモノ。誰かの心に小石が投げ込まれればそれでOKで、後になってジワジワくるのが現代アートというものでしょう。

 

でもまあ、今回の企画「ピクサー展」がそうであったように、「ジブリ展」とか「特撮展」とか、テッパンの大集客企画はアニメ関連に偏っていました。それはそれで現代アートですからいいのですが、それで帰ってしまったらちょっと寂しい気もします。もっといろいろあるから常設展も見てって~とスタッフは心の中で思っているハズ。

 

そうした入りやすい企画展から派生して、世間一般には無名(?)の現代アート作家たちが投げ込む小石を受け止め、楽しもうという気運を起こす動きが本格的に起こるといいですよね。現代アートを愉しむムーブメント作り。こういう美術館だからこそ、そうした動きの先導をしていってほしいなあと、最終日に際して思いました。

 

「Without Records」

レコードの無いレコードプレーヤーが、あちこちで音を立てていた”森”

音のディレクションは「あまちゃん」で有名な作曲家・大友良英さん

 

電動バイクもそうですが、個別の機種を「発売します」といったピンポイントのプロモーションだけで終わるのではなく、線となり面に広がるプロモーションが継続的に行われていないと、世間一般にはなかなか浸透しづらいと思います。なかなかそうした予算が付かないのは美術の世界でも同じでしょうけれど、それを意識しながら一つを実行することが重要かなと。

 

ちなみに東京都現代美術館の休館中も企画展事業は継続されるそうなので、ホームが休館しているだけで企画展は別の場所で開催されるそうです。後でくるジワジワを愉しむのも楽しいので、現代アートは案外穴場のエンターテインメントだなあと思います(笑) 

 

女性やシニアが乗りやすい電動バイク

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こんにちは。電動バイクユーザーたる者、せめて乗っている間だけは紳士たれと心に誓うストロベリンです。
 
電動バイクについていろいろと語りつつ、あえての話ではありますけれども、個人的目線が多い当ブログ。免許は普通自動車と、400ccまでのバイクに乗れる二輪免許を持ち、転んだ大型バイクを起こすのなんて造作も無いと考えるおっさん。それが私のスペックです。

 

ですが、世の中にはそうした人ばかりでなく、安く、ラクに取得できる原付免許だけを持っている力技に自信のない女性や若者、自転車を漕ぐのも億劫で、もっと楽に家の近辺を移動したい主婦やシニアの方などもいらっしゃるでしょう。

 

そういった方々のコミューター需要にはきっと電動バイクがハマルはずだと思いますが、その場合は航続距離やパワーより、手軽さや取り回し易さの方が大事な要素になるはず。

 

手軽さは電動バイクの得意分野です。あの重たいエンジンやミッション、ガソリンなどを搭載していませんし、さらに言えば液体を一切搭載しないので服も汚れません。ドライでクリーンな乗り物なのです。

 

 

プロッツァ「ミレットLi500」

 

重く、パワーがありすぎるのは怖いという人でも乗り易い電動バイクと言えば、現在販売中のプロッツァ「ミレットLi500」が筆頭と思います。車重52kgに、着脱式リチウムバッテリーは7kg。普通のエンジンバイクより非力とはいえ、トップスピードでは「サンボーイ」をいくらか上回る45km/hほど出ます。

 

ペダルが付いている“モペット”なので急な坂道でも安心ですし、ゼロスタートにも使えて便利です。ただ、このペダルだけでは走行できませんので、あくまで人力アシストの機能。リチウムバッテリー込みで約19万円はエンジン原付バイク程度でお値ごろと言えます。

ベイズ「バイクルC5」

 

次はベイズ「バイクル C5」。車重はバッテリー込みで45kgと軽く、なんといっても鉛バッテリーなので10万円を切る価格が魅力。せっかく着脱できるタイプなので、リチウム版があってもいいのになと思うくらいです。定格出力400W、最高速度が35km/hとありますので、大型幹線道路を走るのは苦手でしょうけれど、ご近所を走る程度なら十分。非力な女性やシニアに優しい電動バイクです。

 

 

手前みそですが、もちろん愛車のキムコ「サンボーイ」もそうです。車重がバッテリー込み50kgで、小さく、非力な女性でもとても扱いやすいと思います。着脱式バッテリーはミレットと同じ7kg。定格出力500Wで最大出力1050Wのモーターは、最高スピードこそ40km/h程度ながら、パワー不足というほどでもなく快適に走れます。身長177センチの大人が乗って都内の通勤にも使えているので、ハイパワーを求めなければミレット同様のオールラウンダーです。

 

そのほかにも自転車タイプがあります。ISOLA「IS006」は折り畳める電動バイクです。

 

ISOLA「IS006」

 

車重はバッテリー搭載時でもわずか32kg。折り畳めるので車載も可能です。こちらはミレットと違ってペダルだけでも走れますので、航続距離を気にすることはありません。さらに20Ahのバッテリーを搭載していれば、最大航続距離は実質で100kmあります。それでも本体価格は約20万円弱と、電動アシスト自転車程度。

 

普通のエンジンスクーターはだいたいどれも80kg以上あるので、重すぎて扱いづらいと思っていた方にはこれらの電動バイクをおススメします。アシスト自転車よりモノによっては安いですし、静かだし、安心して乗れますので、荒々しい感じイヤでバイクを敬遠していた女性の皆さんにも、これらは是非試してほしいですね。
 

マンション住まいの電動スクーター

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こんにちは。都内の端っこマンションに住んでいるストロベリンです。
 
屋内駐車場付きの一軒家にお住まいの、私には大変羨ましい環境にある人には分からないかもしれませんが、私のような集合住宅環境でバイクを所有する場合に電動スクーターの「サンボーイ」がいかに適切であったか、またこれで出動するにあたってどのようなプロセスがあるのかという点をご紹介しようと、写真をアップしてみました(笑)
 
保管場所である玄関脇のポーチから
 
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80センチ幅のエレベータードアを通過
 
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奥行きはいくらか余裕のあるエレベーター内
 
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外に面した扉にぶつけないよう、慎重に
 
外に出ました
 
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いざ出動
 
いかがでしょう。全長162センチ、車幅62センチの小さな「サンボーイ」ならこんな感じです。マンション住まいだからと落胆するなかれ。このように電動バイクなら、駐輪場のないマンションでも立派に一緒に暮らせます。ガソリンを搭載しないメリットはかくも大きいのです。
 
本来なら駐輪場のない集合住宅環境下では、外に駐輪場を求めない限りバイクなど所有できませんよね。それがマンション内に保管できて乗り回せるだけでも、電動バイクは素晴らしかとです。
 
と言っても、この環境下にマッチする電動バイクとなると数はある程度限られます。大きさに加え、保管場所である玄関脇のポーチには専有電源がないので、着脱式バッテリーが必須。「サンボーイ」はそれらの条件をクリアして、さらに品質の良さを誇れる電動スクーターなのであります。
 
大きさ的には「ミレットLi500」「FUTE」、アディバの「EM100」でも大丈夫。183センチのスクーテック「SC552RR」がギリギリで、188センチの「SZ552RR」や「ポシェット」になると大きすぎ、エレベーターに乗りません。190センチ越えの「BIZMOⅡ」や「A4000i」となると、もはや蚊帳の外。かくして私は、いまだに二人乗り電動バイクに迷っています。
 
「zecOO」? いえいえエレベーターに乗るか乗らないか以前に、それは無理(笑) 
 

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