こんにちは。だいぶ温かくなってきましたので、バイクに乗りたくなってムズムズしている人が増えてきたはずですし、”電気で走るバイクがある”と知れば新たに反応する人もあろうと期待するストロベリンです。
さて、あまりニュースのない今年の電動バイク業界ではありますが、この夏に乗ってみたい人のために、現在も販売中の電動バイクを列挙してみようと思います。展示車両処分として一部の店舗でのみ発売されているものもあります。
◎印は信頼性やメンテナンス体制を含めて心強いと思える国内大手メーカーの電動バイク。○印は私が試乗したことのあるバイク。無印は、私には試乗機会がなく、メーカー公表スペックでしか判断できないバイクです。保管環境とショップ販売のあるなしで大きく分けています。
■駐輪場にコンセントがない人(バッテリー着脱して屋内充電可能なタイプ)
(1)原付一種(定格出力600W以下、原付免許で走行可)
ショップ網完璧の国産電動バイク。安い、手堅い、そこそこパワーの優れもの。一日20km以内の利用なら大満足。Wバッテリーにすれば市街地実測距離で35~40km程度はいく。
個人的に原付一種イチオシ。Wバッテリーなら普通に使って50kmは楽に走れる。機体よし、パワーあり、メンテも安心。三拍子揃った名機。価格だけがネック。
ペダル付のモペット。中国生産でも独自工場なので耐久性高く、価格も安い。モーターを人力でアシストできる強みは坂道とスタートダッシュで活きる。車重軽く取り回し良し。
走行時の安定感抜群、機能満載。台湾メーカーの安心感とショップ網あり。パワーはソフト路線だが航続距離はそこそこ長い(ダブルバッテリーなら50~60km)。アクセルに少々のクセ。
CVTのパワー半端ない。バイクらしいバイク。着脱式は20Ahなので、距離は20~25km程度に短くなるものの、距離に問題なければエンジンバイクと比較しても優秀。
45km/hまでアシストする9段変速自転車。ニセ物の「オレってすげー」が体感できる。見た目はスポーツバイクでもヘルメット装着義務あり。自走はしないものの、乗る楽しさ面白さは抜群。
25kgと小さく、軽い、かわいいバイク。筋斗雲のようなカタチの前輪駆動。車載OK。遠くに行くバイクではなく小回り専用。カッティングシートでデコパージュも。
愛機。7kgのバッテリー、充電器も優秀。最速40km/hながら市街地25kmは普通に走れる。購入店以外でのメンテは望めないがまず壊れない。50kgと車重軽いので取り回しよし。
・EV奈良「リスティブ ポシェット」
・アクセス「スウィーツN」&「スニーク77 LH」
・アディバ「e-Moving」(展示車両販売のみ)
・リクエストインターナショナル「FUTE」
・ISOLA「IS006」&「IS009」
・ベイズ「バイクル」シリーズ
・テラモーターズ「BIZMOⅡ」
・Solex「e-solex」
・UPQ BIKE「me01」
(2)原付二種(定格出力1000W以下、小型自動二輪以上の二輪免許)
最速65km/h~75km/h。Rシリーズはコントローラー優秀で、加速はエンジンバイクを凌駕。Wバッテリーは市街地の航続距離70km~。故障報告多いのがネックながら、現状の電動バイクでは最もバイクらしい動力性能。
・アディバ「EM100」(定格出力1000W版)
・アクセス「スニーク77 Ⅱ LH」&「スウィーツN・Ⅱ LH」
・テラモーターズ「A4000i」
■駐輪場にコンセントもある人(プラグイン充電のみ対応のバイク)
原付一種(定格出力600W以下、原付免許で走行可)
CVTのパワー半端ない。プラグイン式は45Ahまで搭載可能なので、普段使いなら最長距離は60km~。エンジンと比較しても遜色ない加速感は秀逸。ネックは50万近くの価格。
初期加速はやや非力な感じがあったものの、試せなかったパワーモードあり。最高出力1800W、最速52km/hなのでポテンシャルあり。中国製だが日本で組み立て。これで価格25万は安い。
・アクセス「デリワーク」&「スニークN」
■ネット販売、またはメーカー直販が確認できるバイク
・G-Wheel「ccolu」シリーズ
・マーチ「01CT」シリーズ&スーパーカーゴ
・グロースンドリーム「ガイアレイ」&「ロボサク」
・吉角「フロスティEV」
・ETKジャパン「業務用バイク」(市販時期未定、原付二種、着脱式なども予定)
この中で乗ったことがないけれど、気になるのはテラモーターズの「A4000i」「BIZMOⅡ」、EV奈良の「リスティブ ポシェット」ですかね~。にしても、電動バイクに原付二種が少ないのはもったいないと思います。メットインスペースなんていらないので、バッテリー積んでくれればいいのになあ。。。
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