バッテリーというのは充電回数で劣化すると言われますが、もう一つ、年月でも劣化します。古いバッテリーは使っていなくても劣化しているのです。わが愛機のそれも「劣化ではないか」というご指摘が昨日ありました。
電欠寸前に陥った一昨日、自分でもおかしいと思う点があったのは事実。土曜日にそこそこ走ったのはたしかですが、トリップメーターが全ての走行距離をカウントしないとしても、昨年は2割減ぐらいなものだったからです。昨日のトリップメーターは11キロそこそこで電欠直前になりました。
昨年と同じ状態だとして、実態としての走行距離は16キロぐらいだったはず。それで電欠寸前とは短かすぎます。今年初頭でも23キロは確実に走っていたので、そこまで短いはずがありませんし、夏場であれば通勤の往復距離15kmを走っても目盛りは半分残しぐらいでした。
「劣化しはじめたら早い」。リチウムバッテリーについてこれもよく言われることです。私の「サンボーイ」は購入店のカタログモデル兼試乗車だったもので、手に入れた際のオドメーターこそ50km未満だったものの、いつ生産され、いつ納車されたものかまでは分かりません。もし製造されたのが「サンボーイ」が日本デビューした2012年ごろだったとすれば、今は既に丸3年が経過していることになります。
「サンボーイ」が良いバイクであることは間違いないものの、パワーの無さが台湾市場に受け入れられず、生産は中止となっています。よって、愛機が私のところに来る数年前に生産されたものであってもおかしくはなく、だとしたらそれなりに経年劣化している可能性があるわけです。
私が原付二種を選ぶ前に、「サンボーイ」のバッテリーが劣化し始めているのだとしたら、ちょっと予想外の展開です。今日も良い天気なので、通勤に使って様子を見ます。トリップメーターは正確に表示しないでしょうけれど、電圧計の目盛りがどうなるか。寒くなっているのでパフォーマンスが落ちているのは間違いないとしても、ギリギリで帰ってくるようなハメにとなるとしたら、バッテリーはもうやばいということになります。
結果は明日(苦笑)

