こんにちは。台湾電動バイクの比較表をみつけたストロベリンです。
2015年6月の表
ここにはなぜか「GOGORO」がありませんけれども、光陽(キムコ)の「Candy 3.0」と中華(アディバ)「EM100」の比較は分かりやすいです。なるほどキムコ「Candy3.0」はバッテリー容量が25Ahあるので航続距離を削らずに最高速を59km/hまで引っ張れたのですね。でも、同機種はたしか着脱タイプではなかったはずなので、それもバランスでしょう。
この表で私が「むむ?」と思ったのは、三陽(SYM)の「E-WOO」という電動バイクでした。”CVT”とあります。CVT搭載機が台湾に2機種あるとは初耳。一つは日本でも販売されていたDKcity「DBX」で、もう一つがこちらです。
こちらのCVTがテコで使われているものと同じかどうか定かではありませんが、気になったのは登坂能力が「EM100」や「Candy3.0」よりやや劣ることです。登坂能力の高さはCVT搭載の「ビジネステコ」の特徴とも言えるものだったので、いくらギアトレインとの比較でも、それほど差があるだろうかと気になった次第。
もっとも、登坂能力のメーカー公表値はあまりアテにならないと言われます。正直(?)なメーカーは静止状態から登れる坂の数値を公表する一方、助走をつけて登れる数値を公表してくるメーカーもあるそうで、各社の条件は必ずしも一定でないと聞きました。おそらく台湾でも事情は同じでしょう。
それにしてもなぜここに「GOGORO」がないのでしょう。昨年段階ではまだマイナーな存在だったのかもしれません。日本でもSOXグループがサンプル輸入した後の情報がありませんけれども、やはり需要が低い日本では電動バイク販売は難しいという判断なのか。だとしたら寂しい限りですね~。。。