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Channel: 電動バイク・EVスクーターユーザーブログ
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ホンダとヤマハが電動バイクで協業!

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こんにちは。なかなかマイノリティーから脱せない電動バイクですが、相変わらず応援しているストロベリンです。

 

ガソリンを爆発させずに走る乗り物、電動バイク、またはEV四輪。何かを燃やさないで移動できるのは未来的ですし、今後発展する分野であることは確実です。とはいえ、2016年はあまり国内EV業界に新しいニュースがなく、このままかと寂しい気持ちになっていました。

 

そこに、今月5日付でこんなニュースが発表されます。ホンダヤマハの原付及び電動バイクに関する協業のニュースです。中でも、この部分は見逃せません。

 

<Honda&ヤマハニュースリリース>から

3. 原付一種クラスの電動二輪車普及に向けた協業

日本市場における原付一種クラスを中心とした電動二輪車の普及を目的に、航続距離・充電時間・性能・コストといった課題の解決を目指した基盤づくりの協業を検討します。そして、今後生まれる取り組みの成果を同業他社、異業種にも広く提案することで、電動化の普及に取り組みます。

 Hondaとヤマハは、今回の協業により、原付一種という身近な移動手段を通じてお客様の生活をより豊かなものにすると共に、日本二輪車市場の更なる活性化に向けて取り組んでいきます。

 

遂に発表されたこのニュースの中心にはバッテリーの共同開発があるのでしょう。需要も少ない中、遅々として進まなかった新型バッテリー開発に伴う電動バイク事業全体の閉塞感が、これで打ち破れるかもしれません。ホンダから協業の声を掛け始めたという発表が昨年末にありましたが、やっと、やっとその具体的道筋が見えた様子。

 

2018年の販売が噂されるホンダ「EV-cub」

 

ヤマハ「E-Vino」

 

今すぐ新機種どうこうという話ではないものの、電動バイク業界にとっては偉大なる一歩だと思うのです。ここで開発されたバッテリーが共有できるなら、ベンチャーメーカーにとってもコスト的には有利になります。自社開発バッテリーでは不可能だった価格で消費者に車両を提供できる、ないしは台湾の「GOGORO」のように、スタンドでのリース形式なんてこともありうる話。

 

地味なニュースですがこのニュースは大きいです。地方でのバイク需要を考えるなら、航続距離の延伸は必要不可欠になりますし、海外展開を考えるなら原付二種に力を注ぐかもしれません。いずれにせよ、近々電動バイクは何かが変わるはず。大手さん期待してます!

 

 


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