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Channel: 電動バイク・EVスクーターユーザーブログ
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欧州のネオレトロな電動スクーター

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こんにちは。銀座のナイルレストランに行くたびに店長さんから”ムルギランチ”を強力に勧められるので、それ以外食べたことのなかったストロベリンです。

でも、先日久しぶりに伺ったら、何も勧められなかったのに自ら”ムルギランチ”を注文してしまいました。定番メニューとはそういうものなんでしょうか。美味しゅうございました。



Čezeta type 506

さて、なんじゃこりゃ、なバイクをネットで見つけました。クラシックなスタイルは以前書いた「ラビット」に通じるものがありますが、れっきとした電動スクーターの新車です。パッと見、「ラビット」と、幻の名車「タッカー・トーピード」も思い出しました。


タッカー・トーピード


時速90kmの最高スピードと、100km~200km(オプションのバッテリー)の航続距離と言いますから、電動スクーターの中ではかなりの優れものではあります。とはいえ定格出力は5000Wかなり大型で、普通自動二輪免許が必要です。

お値段は130万円! うーん。。。現在は日本から撤退してしまったらしい米国ベクトリックス社の大型電動スクーター「VX-1」並みの価格です。最高スピードは105km/hあった「VX-1」に届きませんが、その分航続距離はこちらの「
Čezeta type 506」の方が長そうで、スピードより航続距離を求めた結果でしょう。もっとも、車体デザインもハイスピードを出すようなイメージではありませんから、原付二種レベルでも良かったかも。

私もここまでの高性能スクーターは求めていませんので、あくまで高嶺の花ではあります。昨日ご紹介したBMW「Cエボリューション」もそうで、大型スクーターは駐車禁止の取り締まりが激しくなった日本の都市部ではほぼ壊滅状態ですし、実用というよりは趣味の乗り物としての電動バイクと言えると思います。

でも、このデザインは好きです。コンセントのイラストを車体に書き込むのでなく、車体デザインで一目で他との違いを主張してほしい私としては、こういう電動スクーターがもっと増えてくれたらいいなと思っています。EVかどうかではなく、ユニークなデザインのバイクには誰しもやはり惹きつけられます。

「そうすると価格が跳ね上がるんだよ」というメーカーさんの声が聞こえてきそうですね(苦笑) 量産エンジンバイクの車体を使う方がコストを下げられるのは、ヤマハ「E-Vino」やスズキ「イーレッツ」で実証済みですし、痛し痒しといったところでしょうか。

EVのマーケットが広がれば、オリジナルデザインの電動スクーターも増えてくるでしょうけれどね~。



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