こんにちは。最近、変なカスタムを施されたハーレーをときどき目撃するストロベリンです。
ハーレーダビッドソンと言えば、バイク乗りなら一度は乗ってみたいと思ったことのあるアメリカンバイクの代表。いにしえの時代の日本の「陸王」の源流です。「陸王」は古すぎとして、現在の中高年世代ならなんとなく下の写真のイメージをずっと抱き続けている人は多いはず。
70年代の映画『イージーライダー』より
私が子供時代には写真のようなチョッパーが自転車にまで普及して流行っていました。アメリカのチョッパーは、前輪が前に突き出してホイールベースが長いのが特徴でしたが、法律上の関係からか日本では当時そのカタチは許されなかったようです。なので、当時のアメリカン(クルーザー)タイプというとこんな形をしていました。
当時の正統派HONDA製ジャメリカン
姿勢が楽で案外乗りやすい
ところが先日、サンボーイで走っていたところ妙なハンドルのハーレーに出会いました。実はそのタイプには何度か遭遇していて、個別の趣味というよりはある一定の支持層がある気がします。とはいえあまり頻繁に見かけるでもないので、流行なのかなんなのか判断できません。
『イージーライダー』のバイクですら、出演者のピーター・フォンダ氏は運転しづらくて困ったというエピソードがあるそう。でも、私が見たのはこんなものではありませんでした。とても私には怖くて乗れないような高い位置で、正面から見るとライダーはこんな姿をしているのです。
前輪が前に突き出していないノーマルな位置で、ハンドルだけが高い位置にあります。ハンドルの持ち手が頭部より高い。あれに比べたら『イージーライダー』のハーレーはずっと乗りやすい部類に思えます。サンボーイで通り過ぎながら、とっさの危険回避ができるのだろうかと疑問を感じていました。最近出てきたスタイルのようなので、映画か何かの影響があるのかもしれません。
他人の趣味ですからとやかく言う気はないものの、カッコいいとか悪いという以前に、危なっかしいというのが正直な感想です。疲れそうだし、乗りづらくないんですかね。。。

